「テコン王」ムン・デソン（３１）東亜（トンア）大テコンドー部監督が現役に復帰する。
０４年ギリシア・アテネ五輪でテコンドー８０ｋｇ以上級決勝で、見事な技で金メダルを首にかけた後、指導者の道を歩んだムン・デソンが来年、中国北京五輪で、２連覇に挑戦することを決心した。
ムン監督は１９日、東亜（トンア）日報との電話インタビューで、「周りから引退があまりにも早過ぎたのではないかとよく言われ、自分もやはりもう一度、五輪で金メダルに挑戦したかった」と語った。
ムン・デソンは３年間、東亜大で後輩たちを指導しながら、再び選手に復帰してもいいという自信を得たと話す。特に、自分が引退した後、８０ｋｇ以上級でこれといったスターが出なかった点も、彼がカムバックすることになった理由の１つだ。
しかし、ムン監督は、後輩たちとのし烈な競争に勝たなければならない。五輪代表になるためには、９月の実業連盟戦と国家代表最終選抜戦まで、最高の成績をおさめなければならないからだ。
beetlez@donga.com
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