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「韓国発の記事」、米新聞で急増

Posted June. 12, 2007 04:50,   

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「韓国企業、女性が浮上することによって酒を飲まなくなる」

6月10日付けニューヨーク・タイムズ紙の日曜版で、このようなタイトルの記事が大きく取り上げられた。記事は韓国企業に女性社員が増えるにつれ、会食文化が変わっていくという内容。女性のためにお酒を代わりに飲んでくれる「騎士(knights in shining armor)」まで取り上げ、会食文化を詳しく紹介した。

最近、米国では「韓国発の記事」が相次いで掲載されている。東亜(トンア)日報が影響力面で米国の二大新聞に数えられるニューヨーク・タイムズ紙とウォール・ストリート・ジャーナル紙の最近の記事を分析した結果、韓国関連の記事が目立って増えてきた。

4月1日から6月10日までのニューヨーク・タイムズ紙に紹介された韓国発の記事は計17件。同期間、日本発の記事は24件。以前に比べると、ずいぶん増えた数値だ。

量的な変化だけでなく、記事内容も大きく変わった。過去、米国のマスコミに紹介された韓国記事は北朝鮮の核兵器開発や南北関係の記事が中心だった。しかし、調査期間中に北朝鮮関連の記事は南北鉄道連結の記事が唯一だった。残りは経済及び社会の変化に関する記事だった。特に、インターネットに関する韓国社会の変化を取り上げた記事が多かった。オンラインゲームに熱狂する韓国社会、インターネットお見合いサイトの成長、インターネット自殺サイトの問題を取り上げた記事などが代表的だ。

同期間中にウォール・ストリート・ジャーナルは計25件の韓国記事を載せた。経済新聞だけにウォール・ストリート・ジャーナルの韓国報道は経済記事に集中している。韓米自由貿易協定(FTA)の交渉過程と妥結、その後は開城(ケソン)工業団地の製品に対する原産地規定などを分析する記事が掲載された。三星(サムスン)電子とLG電子などの四半期の実績は紙面で欠かさずに掲載された。すでにグローバル企業に成長した韓国大手企業の地位向上を見せてくれる部分だ。

この他に、韓国企業が主導する産業部門の動向についての記事も目立った。たとえば、東亜日報が報道した「LG電子プラズマディスプレーパネル(PDP)亀尾(クミ)A1工場の稼動中断」(5月18日付け報道)記事は翌日の5月19日付けに掲載され、24日には液晶表示装置(LCD)が市場の主導権争いでPDPをリードしているとの分析記事を載せた。



kong@donga.com