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米国大使、「核廃棄・和平協定・米朝国交の同時進行を」

米国大使、「核廃棄・和平協定・米朝国交の同時進行を」

Posted May. 16, 2007 07:52,   

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バーシュボウ駐韓米国大使は15日、「北朝鮮の完全な核廃棄と韓半島和平協定、米朝国交正常化の3つは関連があり、同時に実現しなければならない」と明らかにした。

バーシュボウ大使は15日、ソウル中区(チュンク)のソウルプラザホテルで2日間開かれた「2007年ソウル・ワシントンフォーラム」で、米国が構想している北朝鮮の非核化および米朝国交正常化のロードマップを詳細に明らかにした。

バーシュボウ大使は、「北朝鮮の非核化が核心であり、これが履行されれば、米朝国交正常化と和平体制が達成されるだろう。順序が逆になるのは、非核化なしに米朝国交正常化と和平体制が実現する機会を与えることだから、話にならない」と強調した。

またバーシュボウ大使は、「米国の北朝鮮テロ支援国家指定解除および敵性国貿易法適用の終了措置は、米朝国交正常化と和平体制に進む中間段階と見ることができる」と明らかにした。

これは北朝鮮が、「核施設の稼動停止・封印(shutdown)→無能化(disablement)→核兵器およびすべての核計画の廃棄」の手順を取っていく過程で、テロ支援国家指定解除および敵性国貿易法適用の終了措置を取った後、核廃棄と同時に米朝国交正常化および和平協定を結ぶという意味だ。

またバーシュボウ大使は、ブッシュ米大統領が昨年11月にベトナムで明らかにした「韓国、北朝鮮、米国の首脳が参加する韓国戦争終戦宣言」について、「和平協定のようなものだ」と述べた。韓国政府の一部の希望のように、和平協定締結に先立ち、米朝国交正常化の中間段階として終戦宣言をする案は考慮していないということだ。

いっぽうバーシュボウ大使は、米国内の韓米自由貿易協定(FTA)再交渉要求の動きと関連し、「米国と韓国は、数週内に(協定に)強力な労働および環境基準を反映するために協力する必要がある」と述べ、再交渉の必要性を強調するような発言をした。

最近、米政府と議会は、FTA交渉に追加で含めるべき労働および環境基準に合意した。



gun43@donga.com