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在韓米軍将校「韓国はテロ攻撃の最上のターゲット」

在韓米軍将校「韓国はテロ攻撃の最上のターゲット」

Posted May. 15, 2007 07:59,   

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在韓米軍は、韓国をテロ集団の攻撃を受ける可能性のある「最上のターゲット(prime target)」と見て対策を講じていると、米軍準機関紙「星条旗(スターズ・アンド・ストライプス)」が13日付で報じた。

在韓米軍の部隊保護と対テロ任務に責任を負うアンソニー・アレン大佐は、「テロ集団は、これまで攻撃しなかった地域や国家を次のターゲットに選択するだろう。そのような点で、韓国は最上のターゲットだ」と話したと同紙は伝えた。

アレン大佐は、「韓国は安全で産業が栄えているが、イスラム系の活動が徐々に増えており、一部では在韓米軍の駐留に反対している」としつつ、「このような要素のため、韓国は今後、テロ攻撃を計画できる『完璧な場所(perfect place)』となりうる」と述べた。

また、「現在まで在韓米軍基地をねらった脅威はないが、最近、米本土の陸軍基地で米軍兵士の殺害を図る事件が摘発されて以降、監視活動を強化した」と述べた。最近、ニュージャージー州では、フォートディクス陸軍基地を攻撃し、大量殺害を準備していたイスラム教徒6人が米捜査当局に逮捕された。

さらに、「テロ集団は広範な地域で活動中であり、彼らの最優先の攻撃対象は海外駐留米軍だ。テロ攻撃は、監視の厳しい米軍基地ではなく、米軍兵士がよく行く営外の有名飲食店やバーを対象にして起きるだろう」と予想した。

在韓米軍は、部隊保護と対テロ任務を遂行する過程で、昨年81件、今年は先月までに27件の「疑わしい事件」を調査したと、同紙は伝えた。



ysh1005@donga.com