7日から5日間にわたって行われた韓国と欧州連合(EU)の自由貿易協定(FTA)に向けた1回目の交渉が11日終了した。金漢秀(キム・ハンス)韓国側の首席代表は、同日、政府の世宗路(セジョンノ)庁舎でEU側のイグナシオ・ガルシアベルセロ首席代表と共同の記者会見を開いて、「初交渉にしては非常にたくさんの分野について話し合いが行われた」とし、成果があったと評価した。
双方は今回の交渉で工業製品の完全を協定発効後、10年以内に完全廃止することにした。関税廃止の時期は協定発効後すぐ、3年内、5年内に分け、敏感な品目の廃止期間は別途に定めることにした。
しかし、サービス市場開放の進め方をめぐって、EU側は開放分野の明示(ポジティブ方式)を、韓国側は開放除外の明示(ネガティブ方式)を主張して、厳しく対立する場面もあった。
7月16〜20日、ブリュッセルで2回目の交渉を行う双方は、その前までサービス、原産地規定、持続可能な発展(労働と環境)など、今回の交渉で扱われていない分野について協議を行うことにした。
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