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「大統領選候補の機嫌をうかがう姜在渉代表、一日も早く退かなければ」

「大統領選候補の機嫌をうかがう姜在渉代表、一日も早く退かなければ」

Posted April. 28, 2007 08:16,   

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「再・補欠選挙の公選を事実上すべて決定し、各種の雑音を起こし、過怠金まで代納して物議をもたらした姜在渉(カン・ジェソプ)代表が代表職に未練を持つなら、党はさらに苦しくなるだろう」

4・25再補欠選挙の惨敗の責任を取って26日に最高委員を辞任した田麗玉(チョン・ヨオク)議員が、姜代表に向けて直撃弾を飛ばした。

田議員は27日、ソウル汝矣島(ヨイド)のあるレストランで、東亜(トンア)日報のインタビューに応じ、「姜代表は、今回の再・補欠選挙の惨敗に最大の責任がある人だ」としつつ、「彼は代表の職に未練を持っているが、党が生きて大統領選に勝利するには、一日も早く代表から退かなければならない」と主張した。

さらに、「姜代表は代表在任期間、無能で優柔不断であり、所信なく行動した。オーナーである大統領選候補の機嫌をうかがい、専門経営人としての姿を見せることもできず、党の位相を落とした」と批判した。

田議員は、「(姜代表の選挙区の)過怠金代納事件のため、姜代表が検察に出頭して調査を受けることになる場合、野党ハンナラ党はどうなるのか。党の未来のために退かなければならない」と主張した。そして、「現在マスコミに登場しているハンナラ党指導部と主要党役員は全員辞任し、国民に新たに生まれ変わった姿を見せなければならない」と付け加えた。

田議員は、大田(テジョン)とソウルの国会議員補欠選挙の敗北と関連し、「姜代表が25日の最高委員会議で、『姜昌熙(カン・チャンヒ)最高委員に出馬を説得したが断られた』と言ったが、事実は、姜最高委員が困難な状況にもかかわらず出馬を決心してそれを伝えると、姜代表が態度を変えてしまった」と暴露した。

田議員はさらに、「個人的に信じられる世論調査機関に依頼して、大田とソウルの状況を分析したところ、姜最高委員が出馬すれば、国民中心党の沈大平(シム・デピョン)候補を誤差範囲以上の格差でリードしたという結果が出た」とし、「調査結果をもとに姜代表を説得したが、聞いてもらえなかった」と話した。

さらに、「姜代表体制の代案」を問うと、「非常対策委員会を構成し、党を刷新しなければならない。非常対策委の委員長としては、大統領候補の両陣営と距離を置いている洪準杓(ホン・ジュンンピョ)議員などが考えられる」と述べた。

いっぽう、姜最高委員は電話インタビューで、「姜代表が(大田出馬と関連して)軽く『出馬してはどうか』と言ったことはあるが、真剣に相談したことはない」と話した。

そして、「再・補欠選挙の結果が出た25日夜、姜代表が家に訪ねてきて、『最高委員を退けばドミノ現象が起こり、党指導部が崩壊する恐れがある。党をまとめなければならない。やめればいいというものではない。記者会見をしないでほしい』と要請し、『考えてみる』とだけ言った」と明らかにした。



sunshade@donga.com