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ベル在韓米軍司令官、「韓国側分担金増やさなければ、基地再配置を見直し」

ベル在韓米軍司令官、「韓国側分担金増やさなければ、基地再配置を見直し」

Posted April. 26, 2007 08:39,   

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バーウェルベル在韓米軍司令官が24日、韓国が防衛費の分担金をもっと負担しなければ、米軍基地再配置の計画を見直すことを示唆した。

ベル司令官は24日、米上院軍事委員会に提出した書面資料で、「韓国政府が、防衛費分担金を公平に負担しなければ、現在推進中の米軍基地再配置計画を見直す(review)案を含め、米政府に会計関連措置を建議せざるをえない」と明らかにした。

ベル司令官は昨年、韓米両国が締結した防衛費分担金に関する特別協定(SMA)について言及し、「韓米両国が人件費を除く駐留費用を50対50で負担してこそ公平な水準だと考える」と述べた。

韓国は昨年、防衛費分担金のうち38%を負担し、今年は41%である7255億ウォンを負担することで昨年末、米国と合意した。

ベル司令官の防衛費分担金増額要求と関連し、宋旻淳(ソン・ミンスン)外交通商部長官は25日、定例会見で、「合理的かつ責任を持って執行できる防衛費分担方式について協議しようと米国に申し入れた。できるだけ早い時期に分担システムを改善する案を協議する」と述べた。

いっぽう、ベル司令官は聴聞会で、「6者協議が妥結されない場合、北朝鮮は2010年頃には核保有国になり、最終的に米国までも射程に入れた核ミサイルを開発するだろう」と指摘した。また、「昨年の北朝鮮のミサイル発射実験は、戦域ミサイル防衛(TMD)システムの重要性を立証した。韓国は、米軍と完璧な統合作戦が可能なTMDシステムを備える必要がある」と述べ、弾道弾迎撃能力を備えた最新型パトリオット迎撃ミサイル(PAC3)を韓国が導入するよう主張した。

国防部は来年からPAC3より旧式のパトリオットミサイル(PAC2)をドイツから導入する事業を推進中だ。



ysh1005@donga.com weappon@donga.com