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全国でFTA反対集会

Posted March. 31, 2007 07:03,   

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韓米自由貿易協定(FTA)交渉の期限切れを控えた30日、ソウルをはじめとして全国各地でFTAに反対する集会は開かれた。

韓米FTA阻止のための汎国民運動本部(汎国本)では同日午後7時、ソウル市役所前のソウル広場で1万人あまりが参加したなか、ろうそく集会を開き、大邱(テグ)・光州(クァンジュ)・全州(チョンジュ)など、全国の主な都市でも小規模集会が開かれた。

汎国本や韓米FTA阻止のための視聴覚メディア分野共同対策委では同日午前、ソウル鍾路区清雲洞(チョンノグ・チョンウンドン)の事務所前で記者会見を開き、「政府が文化分野を犠牲にして、他の分野の交渉に利用しようとしている」と、政府にFTA交渉の中止を要求した。

民主社会のための弁護士会も同日、大統領秘書室に投資家や国家提訴権の違憲性に関する意見書を伝えた。

ソウルでは同日午前から、ソウル光化門(クァンファムン)大通りや地下鉄景福宮(キョンボクン)駅の周辺、鍾路区三清洞(サムチョンドン)入り口など、大統領府に向かう進入路周辺に機動隊を乗せたバス数十台が配置され、周辺で交通渋滞が起きるなど、市民が不便を強いられた。

全羅北道(チョルラブクド)地域の94の市民社会団体からなる「韓米FTA阻止のための全羅北道道民運動本部」では同日午後、全州(チョンジュ)公設運動場前で、韓米FTA交渉中止を促す道民決起大会やろうそく文化祭を開いた。

全国農民会総連盟・全羅北道連盟の会員など農民80人あまりも、農協中央会の全羅北道本部前で、韓米FTA交渉の賛成に乗り出した農協中央会を糾弾する決起大会を開いた。

韓米FTA阻止・江原(カンウォン)運動本部は同日、江原道庁前で、「韓米FTA拙速交渉を糾弾する非常時局宣言大会」を開き、政府に交渉中止を宣言するよう求めた。

糾弾大会への参加者たちは米3袋を燃やすパフォーマンスを行おうとして、これを阻止する警察と衝突したりもした。

慶尚南道晋州市(キョンサンナムド・チンジュシ)でも、市役所前で市議員や女性・障害者団体の代表など3人が、FTA交渉中止を促し、ハンストに突入した。

慶尚南道泗川市(サチョンシ)の三千浦(サムチョンポ)農協前では、地域の進歩連合会員が韓米FTA阻止のための一人デモを行い、晋州進歩連合の会員など100人あまりは午後6時30分ごろ、晋州市役所前の広場で韓米FTA中止を促すためのろうそく文化祭を開いた。

警察は同日、全国で開かれた反FTA集会や大学生たちの登録金引き下げ集会と関連して、機動隊166中隊、1万800人あまりを配置した。



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