Go to contents

「大将ごっこを成功させるために秘密接触」

「大将ごっこを成功させるために秘密接触」

Posted March. 31, 2007 07:03,   

한국어

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の側近である安熙正(アン・ヒジョン、42)氏と北朝鮮民族経済協力連合会の李ホナム参事(54)の北京秘密接触を企画した権五弘(クォン・オホン、47)氏は30日、「秘密接触の目標は『大将ごっこ(首脳会談)』の成功だった」と述べた。

権氏は李参事の背後勢力については、「実名は公表できないが、金正日(キム・ジョンイル)総書記に直接報告できる60代の労働党所属副部長級の人物だ」と明らかにした。

権氏は同日、東亜(トンア)日報とのインタビューで、「安氏と北朝鮮の李参事との接触は、特使の訪朝を経て、私たちの間で『大将ごっこ』という首脳会談を成功させるためのものだった。安氏は、盧大統領の指示に従って動いた」と強調した。

権氏はKOTRA特殊事業部の出身で、約20年間、主に北京で北朝鮮との経済協力事業を推進してきた。

権氏は、「盧大統領は、李鎬迵(イ・ホチョル)大統領国政状況室長を通じて、10月半ばから(秘密接触を通じて)展開する状況の詳しい報告を受けていた」とし、「安氏は、(特使の訪朝と首脳会談を推進するための)『確定会談』と関連し、盧大統領に10月26日に直接報告した」と明らかにした。

そして、「安氏を通じて、確定会談→特使→首脳会談につながるプロセスに関する報告書と『100大共生経済協力プロセス』の関連報告書が大統領に提出され、大統領も読んだようだ」と述べた。

権氏は、「与党ヨルリン・ウリ党の李華泳(イ・ファヨン)議員が昨年12月16日に訪朝した際、『(06年)12月末か(07年)1月初めに特使を送る。1ヵ月以内に首脳会談を開こう』という盧大統領の意思を伝えた」とし、「李議員が大統領に会った後、手帳に書いたことを整理した内容で、大変ニュアンスが強かった」と紹介した。

いっぽう権氏はこれに先立ち、ソウル中区貞洞(チュング・チョンドン)のセシルレストランで記者会見を開き、「李鎬迵室長が2月22日に私に電話をかけてき、『(北朝鮮との接触は)公式ラインで推進するほうがいいという報告書が出され、昨年12月末に政府が交通整理した』と伝えた」と述べた。

権氏は、「私が業務を推進する過程でも、『関係した人々』は国家情報院の情報をずっと受けてきた。国情院は安氏の接触を認知し、国政状況室を通じて状況を共有していた」と述べた。

権氏は、『週刊東亜』で公開された自分の「備忘録」について、「全体の4分の1の分量で、残りは間もなく本で発表する計画だ」と明らかにした。



taewon_ha@donga.com