Go to contents

「ドーハの快挙」から4ヵ月…見違えるほど成長した「マリーンボーイ」朴泰桓

「ドーハの快挙」から4ヵ月…見違えるほど成長した「マリーンボーイ」朴泰桓

Posted March. 20, 2007 07:15,   

한국어

19日、朴泰桓(パク・テファン)は国際電話でのインタビューで、「ホームページの書き込みどおりにやります。ェっかりさせたりしません」と強い自信を伺わせた。朴泰桓は昨年12月のドーハアジア大会以後、短い準備期間にも関わらず、体力と泳法をさらに整え、世界水泳選手権大会に備えてきた。まず、体格が見違えるほどきりっとした。「71キロ→63キロ→68キロ→74キロ」。この4ヵ月間の体重の変化だ。

昨年12月、ドーハアジア大会の時、181センチに71キロの堂々たる体格だった朴泰桓は、アジア大会で7種目に出場して8キロ減った。本人が「体の状態がゼロだ」と打ち明け、今年1月3日、個人練習を始めてから2週間後に68キロまで回復したが、練習不足で筋力は正常値の80%に過ぎなかった。

しかし、1月29日、グアムを経て2月12日、メルボルンにベースキャンプを構えて毎週80キロに及ぶ実戦練習とウェート・トレーニングで、朴泰桓はアジア大会の時よりかえってグレードアップした体力を獲得した。朴泰桓の体力を担当する金ギホン大韓運動士会主任研究員(36)は、「単純な体重の増加よりも、筋力が見違えるほどよくなった」と話した。

泳ぎ方にも大きな変化があった。アジア大会当時は、50メートルを通過するまでに平均33〜34回腕を回したが、最近は30〜31回と、3回ほど減らした。同じ距離を泳ぐ時、腕を回す回数が減ったということは、その分、腕で水を引っ張る力が増し、また、ターン時に壁を蹴る足の力も増したことを意味する。ターンの後、約5メートル水中で潜泳していた彼は、これを6.2メートルまで伸ばした。

泳ぎ方の進歩は先月12日から1ヵ月間、オーストラリア青少年水泳代表のウェイン・ロウィス監督(51)の特別指導が大きく役立った。ロウィス監督は、最初は朴泰桓のスタートする姿を見て、腕を組んだまま首を横に振ったが、3週間後には「泳ぎ方に非の打ちどころがない」と言い、「早期下山」を命じた。その分、朴泰桓は水を吸い取るスポンジのように、教えられることを全部吸収した。

世界選手権大会準備に向けて唯一の問題点は、大会組織委が13日から指定した練習プールが自動車で往復1時間30分もかかる郊外に位置しており、時間の浪費と疲れがたまるということ。朴泰桓は指定プールを利用せず、現地のレッスンコーチである留学生の金デグン氏(31)の支援で、宿舎に近いプールで終盤の練習に拍車をかけている。



jeon@donga.com