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6者協議の2・13合意から1ヵ月

Posted March. 17, 2007 07:43,   

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——北朝鮮は米国との関係正常化に全力を傾けている。一部では米朝関係の正常化が外部世界との露出の機会を増やしながら、むしろ、金正日(キム・ジョンイル)体制維持にとっては脅威となる可能性があるという見解があるが…。

▲姜教授〓1994年の米朝枠組み合意後、米朝関係は改善と悪化を繰り返してきたが、少なくとも一つの側面では双方が完全な意見一致を見せてきた。すなわち、北朝鮮が核プログラムを諦めると、米国は北朝鮮との関係正常化に出てくるということだ。この基本原則だけは、この13年間変わらなかった。ただ「誰が先に行動に出るか(Who goes first)」が問題だった。このような点で、北朝鮮の核問題はイランの核問題とは違う。イランの核開発問題をめぐって米国とイランは、意見が一致する点はほとんどないからだ。

もちろん、米国との関係正常化が体制不安定をもたらす可能性は、いつでも秘めている。しかし、金正日政権はこれといった選択権がない。核プログラムを大事にしながら、引き続き外部世界に門を閉ざすからといって問題が消えるわけではない。北朝鮮は米国との関係正常化を通じ、安保脅威を減らしながら、選択的な経済改革と開放政策を推進するだろう。米国はこの点を狙わなければならない。経済開放を通じ、北朝鮮の住民に対する金正日政権の支配力が、政権の結束力が弱くなる可能性があるからだ。

——2.13北朝鮮の核妥結後、米朝関係が解氷の兆しを見せながら、米朝首脳会談可能性が提起されるが、ブッシュ大統領と金総書記の出会いが実現できると考えるか。

▲フリードバーグ教授〓ブッシュ大統領が金総書記と同じテーブルに座る可能性は非常に低いだろうと思える。ブッシュ大統領は、もう金総書記を「相手(deal)」とする方向で原則を立てたようだ。しかし、まだ彼を交渉パートナーで「包容(embrace)」することにしているかどうかは疑問が残る。ブッシュ大統領がイラク戦で苦境に立たされたが、金総書記と会見するほど「絶望的」ではないというのがワシントンの気流だ。



mickey@donga.com