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大会中継に国内最大の装備と人員 ソウル国際マラソン

大会中継に国内最大の装備と人員 ソウル国際マラソン

Posted March. 15, 2007 07:04,   

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ソウル国際マラソン大会がアジアを越えて、世界的な「ブランド品大会」として生まれ変わることになる。

18日午前8時、ソウル世宗路(セジョンロ)を出発して都心を走った後、蚕室(チャムシル)メイン・スタジアムにゴールインする2007ソウル国際マラソン兼第78回東亜(トンア)マラソン大会は、中国や欧州、中東、アフリカなど、世界56ヵ国に中継される。今年からホスト放送局を担当する文化(ムンファ)放送(MBC)が、ユーロ・スポットや中国の国営放送のCCTVと一緒に大会を中継する。

放送の焦点はレースのみならず、ソウル都心で行われるマラソンの祭りムードを伝えること。MBCは2時間6、7分台の記録を持っているエリート選手たちの姿を追いながら、2万4000人余りのマスターズ・マラソンランナーと1000万ソウル市民が一体となる盛り上がりをカメラで撮って、ユーロ・スポットやCCTVに衛星で伝送する。

MBCはソウル国際マラソンを「ブランド品」として仕上げるための最先端装備を備えて、2月初頭からリハーサルを行うなど、万全の準備を終えた。ソウル国際マラソンの中継のため、中継車9台に、ヘリ1機が動員される。

カメラがなんと41台も回り、このうち50メートルの大型クレーン・カメラが1台、小型クレーン・カメラは4台にもなる。製作人員は200人を超える。単一のスポーツ大会としては国内最大の装備や人員が動員されることになる。

中継を担当するチン・ピルォンMBCスポーツ制作団次長(演出)は、「ソウル都心の名所やマラソンランナーたちを調和させ、ソウルを世界に知らせるいいチャスとしたい。2011年世界陸上選手権大会招致を宣言した大邱(テグ)市と、2014年の冬季五輪の招致に乗り出した江原平昌郡(カンウォン・ピョンチャングン)など、国際大会招致都市のPRプラカードもできるだけ多く見せるようにし、国益に役立つようにするつもりだ」と語った。

欧州や中東、アフリカの54ヵ国に19の言語で放送される多国家スポーツ専門チャンネルのユーロ・スポットは、MBCが制作した放送を衛星で受けて中継する。

27ヵ国に放送するユーロ・スポットIIは、欧州の中部時間で18日0時(韓国時間では18日午前8時)に、2時間30分間大会を生中継し、18日午後3時45分、60分物のハイライトを放送する。



yjongk@donga.com