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訪朝終えた李海瓚氏「南北首脳会談は来月中旬に論議可能」

訪朝終えた李海瓚氏「南北首脳会談は来月中旬に論議可能」

Posted March. 12, 2007 07:18,   

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南北首脳会談の開催に向けた南北間の話し合いが、来月中旬以降、水面下から浮上する見通しだ。

4日間の北朝鮮訪問を終え、中国に到着した李海瓚(イ・へチャン)元首相は10日、「南北首脳会談は(単独で推進できるものでなく)6者協議と平行して進めるものだ。60日以内の初期段階の履行計画が終わる4月中旬以降、議論が可能になるだろう」と述べた。李元首相は同日、駐中韓国大使館で北京駐在特派員たちと懇談会を開き、「南北首脳会談は、米朝国交正常化のための作業部会など5つの作業部会の進行過程、特に初期段階の履行措置の実施状況を見守りながら判断する事案だという見解を北朝鮮側に伝えた」と述べた。

そして、「北朝鮮も我々のこのような話に何ら異議を示さなかった」と付け加えた。

6者協議が順調に進み、北朝鮮が初期段階の履行に誠意を示した場合、南北首脳会談の議論に弾みがつくものとみえ、注目される。

しかし李元首相は、「(私は)特使ではなく、(今回の訪問は)党の次元で行なったため、南北首脳会談自体は議論の核心事案ではなかった」と述べた。

また、「今回の訪問は、与党ヨルリン・ウリ党の北東アジア平和委員会委員長の資格で、急変する北東アジア情勢における和平体制構築のために訪朝した」としたうえで、「2・13合意の履行の態度が明確だという感じを受けた。今月中に、米朝関係で最も重要な信頼構築への具体的な行動があるだろう」と述べた。

李元首相は、「今回の訪問で、戦中および戦後に行方不明になった人々に対する人道的努力を強く求めた」とし、「北朝鮮側も肯定的に努力すると答えた」と伝えた。

また、「冬期オリンピックの開催地決定が7月にあり、平昌(ピョンチャン)冬期オリンピックを南北が共同開催する案を北朝鮮側に提案した。北朝鮮も肯定的な反応を示した」と述べた。

李元首相は、「北朝鮮が、内金剛(クムガン)の開放や開城(ケソン)観光事業、北朝鮮生産品の韓国展示会の開催を準備しているとし、積極的な参加を要請してきた。我々も積極的に努力すると答えた」と伝えた。



orionha@donga.com