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盧大統領「北朝鮮の核兵器は交渉用」

Posted February. 28, 2007 06:53,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は27日、北朝鮮の核問題について、「(北朝鮮が)核を作って、いついかなる状況でどこに向けて攻撃するのか。北朝鮮が先に攻撃を受けずに核兵器を先制使用するなどということは、精神病者だけができることだ」と述べた。

盧大統領は同日大統領府で行われた、インターネットメディアとの就任4周年の会見で、「(北朝鮮は)改革開放とは別途に、相手から脅威を受けずに交渉するために核兵器を開発している。北朝鮮の核が攻撃用だとは想像できない」として、このように述べた。

盧大統領の同発言は、核実験まで実施した北朝鮮の核兵器を「交渉用」と規定したもので、安易な安保認識を表わしたという指摘が出るなど、論議を呼んでいる。

6者協議の2・13北京合意による南北首脳会談の開催問題について盧大統領は、「状況の展開によっては実現できる時であり、会って話すことがあると判断すれば、積極的に会おうと手を差し出すが、まだその時期ではなさそうだ」と述べた。

盧大統領は、辞意を表明した韓明淑(ハン・ミョンスク)首相の後任人選と関連し、「今の時点は、政治的内閣、行政・実務的内閣に切り替える時期だ」と述べた。そして、「閣僚たちに、大統領の党籍にかかわらず一生懸命に職務を全うしてほしいと言った」と述べ、首相以外の組閣がないことを示唆した。

野党の中立内閣構成の要求に対して、盧大統領は「世の中にないのに、なぜ私たちだけに超党しろと言うのか。(これは)過去に知らないふりをして、工作によって政治を運営する時代の遺産だ」と述べたうえで、「国民の政府以来、政府が行政に中立ではないために選挙公正を脅かしたという話は、一度も聞いたことがない」と一蹴した。



jyw11@donga.com