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宋旻淳・外交通商部長官「和平体制問題、来月の訪米時に論議」

宋旻淳・外交通商部長官「和平体制問題、来月の訪米時に論議」

Posted February. 22, 2007 03:42,   

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宋旻淳(ソン・ミンスン)外交通商部長官は21日、「韓半島和平体制問題に関して、3月に米国を訪問して深く論議する」と明らかにした。

宋長官は3月初めに米国を訪れ、ライス国務長官らに会って、北朝鮮の核問題をめぐる6者協議の進展案と韓半島停戦体制を和平体制に切り替える案を話し合う予定だ。宋長官は同日、ソウル鍾路区都染洞(チョンログ・トリョムドン)の外交部庁舍での定例会見でこのように明らかにし、「6者外相会談が開かれれば、続けて和平体制論議の会談を別途に開くことを念頭に置いている」と述べた。6者協議参加国間の外相会談は、北朝鮮が、「9・19共同声明の初期履行措置の合意」によって、4月13日までに核施設の閉鎖(shut down)などの措置を履行する場合に開かれることになっている。したがって早ければ4月末に、韓国、北朝鮮、米国、中国の当局者たちが、和平体制問題を論議する会談が実現するものと予想される。

宋長官は、北朝鮮の核兵器廃棄論議の時期を問う質問に、「今後合意しなければならない事項だ。不変の原則は、核兵器と核計画をすべて廃棄するということだ」と答えた。

また宋長官は、北朝鮮の高濃縮ウラン(HEU)計画について、「核計画は、概念図から生産施設、実際に製造された核物質を含むもので、北朝鮮が現在どの段階にあるのかを公に言うことは適切でない」と述べ、HEU計画の存在を事実上認めた。

これに先立ち、国家情報院も20日、国会情報委員会で、「北朝鮮にHEU計画が存在するものと承知している」と報告したという。

しかし、李在禎(イ・ジェジョン)統一部長官は21日、国会統一外交通商委員会に出席し、「北朝鮮にHEUがあるといういかなる情報も持っておらず、(北朝鮮が)その計画を具体的に推進しているという情報もない」と述べ、論議を呼んでいる。



gun43@donga.com tesomiom@donga.com