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水泳の「大物」朴テファン、コーチも「ベテラン」

水泳の「大物」朴テファン、コーチも「ベテラン」

Posted February. 02, 2007 06:47,   

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3月に開かれる世界水泳選手権(オーストラリア・メルボルン)で金メダルを首にかけるため、転地トレーニング地のグアム島ネオパレスホテルのプールで、1日8時間ずつ汗を流している「水泳の神童」こと朴テファン(18、京畿高校)選手。

朴テファンは最近、グアム島転地トレーニングを終えた後、12日から実施する第2次転地トレーニングの場所を、オーストラリア・シドニーからメルボルンに変更した。朴テファンのスポンサーのスピード本社が、メルボルンにあるコーチ適任者からようやく「朴テファンを指導する」という返事を得たと連絡してきたからだ。

一体どれくらい有能な指導者なので、転地トレーニングの場所まで変更したのだろうか。

その人物とは、オーストラリア・メルボルン近郊キスバロの「ヘイリベリー・ウォーターライオン・スイミングクラブ」のウェイン・ロウィス(51、写真)監督だ。オーストラリア自由型国家代表出身であるロウィス監督は、鉄人3種競技でも頭角をあらわし、オーストラリア・チャンピオンになったこともある。彼は米ロサンゼルス・カリフォルニア大に指導者授業を受けるため留学に行き、米五輪代表チームのロン・バラトオ監督のアシスタントとして、自由型女子1500m世界記録を19年目保有している「伝説」のジャネット・エバンス(36、米国)選手を育成した。

04年オーストラリア女子水泳チーム・コーチをつとめたロウィス監督は現在、オーストラリア・ジュニア水泳代表チームの長距離パートの監督だ。彼が運営責任者でいるパストレーン・エクォティックス・プールは、他ならぬオーストラリア水泳代表チームのトレーニング場所でもある。

ただ、残念な点は、ロウィス監督が3月14日からはオーストラリア代表チーム・コーチングスタッフに合流しなければならないので、朴テファンに対しては12日からの1カ月間だけしか指導できないということ。

ロウィス監督は1日、eメール・インタビューで、「立派な選手を指導することになり光栄だ。スピード社から、ターンと入水動作のノーハウを伝授してほしいという注文があった」と話した。



jeon@donga.com