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「ハイニクス増設不可」、利川の市民たちが怒った

「ハイニクス増設不可」、利川の市民たちが怒った

Posted January. 27, 2007 07:24,   

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ハイニクス半導体の利川(イチョン)工場の増設に対して「不可」とした政府決定に抗議する京畿道(キョンギド)利川市と京畿道が反発を強めている。

京畿道は、各界要人で作る非常対策委員会を立ち上げ、1000万道民の署名運動に入ることにした。利川市民たちも八堂(パルタン)上水源の水質汚染総量制の拒否運動を繰り広げることにした。

利川市民4000人余りは、26日午後0時から政府果川(クァチョン)庁舎前の運動場で、ハイニクス利川工場の増設不可に抗議する大規模集会を開いた。

同日の集会には金文洙(キム・ムンス)京畿道知事、趙炳敦(チョ・ビョンドン)利川市長、李揆澤(イ・ギュテク)ハンナラ党議員など京畿道地域の各機関と団体の関係者300人余りが参加した。

集会では趙市長と女性市議員2人など200人余りは集団剃髪をした。

趙市長は「利川市民たちは首都圏整備計画法と環境関連法令の規制のため30年間余り忍苦の日々を送ってきた」とし「首都圏を重複規制する関連法の撤廃など目に見える成果が出るまで、水質汚染総量制を拒否するなどすべての手段を講じて闘争する」と話した。

また金知事は「環境にやさしい企業の増設を認可しない『恩知らずの政府』を審判するためにこの場に集まった」とし、「ハイニクスを台無しにしようとする人たちは必ず国民の審判を受けるだろう」と主張した。

続いて、利川汎市民対策委員会の権赫鉂(クォォン・ヒョクチュン)首席代表は、△ハイニクス利川工場の増設許可、△国家競争力を落とす国家均衡発展論の廃棄、△首都圏を抹殺する悪法の廃棄などを促した。

集会の参加者たちは約3時間にわたる集会後に大統領府と建設交通部、財政経済部、産業資源部、環境部など首都圏規制関連の各省庁を象徴する5個の棺を先頭に集会場所の周辺を一回り行進した後、自主的に解散した。

京畿道は、引き続き29日にも水原(スウォン)体育館で3500人が参加する糾弾大会を開き、1000万道民の署名運動を行うことにした。

京畿道議会も26日、緊急に臨時会議を開き、ハイニクス利川工場の増設許可を再び促す方針だ。これに先立ち、京畿道東部圏の市長・郡長協議会は25日、ハイニクス利川工場の増設許可を促す決議文を採択した。



bibulus@donga.com sanjuck@donga.com