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米シンクタンク「韓国の対北支援金の調査」を主張

米シンクタンク「韓国の対北支援金の調査」を主張

Posted January. 25, 2007 07:36,   

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米国の代表的な保守系シンクタンク「ヘリテッジ財団」は23日、国連開発計画(UNDP)の対北朝鮮事業資金の転用の議論と関連して、韓国が北朝鮮に支援してきた資金の規模や性格を調査する独立的な委員会の構成を韓国政府に求めるよう促した。

ヘリテッジ財団・マーガレット・サッチャー自由センターのナイル・ガードナー所長をはじめとする3人の研究員は同日、財団のウェブサイトに「UNDPの北朝鮮スキャンダルーブッシュ政権と議会の対応の仕方」というタイトルの報告書を発表した。

彼らは同報告書で、ブッシュ政府にUNDPに入る寄付金の即時凍結を求め、「韓国の広範囲で一方的な北朝鮮への支援を検討する独立的な委員会の構成を韓国政府に求めよ」と勧告した。

彼らは、「韓国は00年、史上初の南北首脳会談を成功させるために秘密裏に北朝鮮に手渡した5億ドルを含め、ここ10年あまりで、北朝鮮に約50億ドルの資金を支援してきた」とし、「独立的な調査が行われれば、韓国の北朝鮮への寄付の規模や性格をめぐって取りざたされている憂慮を解消できるだろう」と主張した。

彼らはまた、△北朝鮮国内での国連活動のため、米国が共同または自主的に行ってきた財源調達の中止、△国連児童基金(UNICEF)を含め、国連安保理が支援する対北朝鮮支援活動の中止を促した。

彼らは米議会に、「上下院の外交委員会が北朝鮮で進めている国連のさまざまなプログラムが米国の利益を害しているかどうか調査し、聴聞会を開くべきであり、いかなる追加予算も支援してはならない」と勧告した。



sechepa@donga.com