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韓米FTA第6回終了 自・医薬品など核心争点は次回に持ち越し

韓米FTA第6回終了 自・医薬品など核心争点は次回に持ち越し

Posted January. 20, 2007 04:59,   

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15日から開かれた韓米自由貿易協定(FTA)第6回交渉が19日に幕を下ろした。

分科別の交渉とは別に活発な高官級会談を開いた両国は、今回の商品分野で全体品目の99%に対する関税を10年内に撤廃するなど一部では成果を出したものの、自動車や医薬品、貿易救済など、核心争点については目立った進展がなかった。

米国のウェンディ・カトラー代表は同日、交渉会場のソウル中区奬忠洞(チュング・チャンチュンドン)の新羅(シルラ)ホテルで記者会見を開き、「自動車や医薬品分野で期待したほど意見の隔たりが縮まらず残念だが、画期的な内容を発表しなかったからといって否定的なシグナルだとは思わないでほしい」と述べた。

これは韓国から自動車税制の改正などの譲歩を受け、また医薬品などでも水面下での折衝を通じてある程度の意見接近があったとも解釈できる。

しかし、米国がFTA交渉の対象でない自国の牛肉輸入を再開するよう全面的に圧力を加えるなど強硬な姿勢を見せ、第7回交渉でも完全な妥結は難しい見通しだ。

韓国の金宗壎(キム・ジョンフン)代表は、「10歩離れていたが、4歩ずつ近寄り、最後の1歩ずつが残っているが、それでもご破算になることもありうる」と述べ、最後の山場が残っていることを示唆した。

一方、韓米FTA締結支援委員会は同日、外交通商部が国会に提出した非公開戦略文献が外部に流出したことと関連して、「けん制と批判においても正道を守るべきだ」として、流出者を突き止め、違法性について調査すると明らかにした。

韓米両国は来月11〜14日、米国で第7回目の交渉に臨む。



abc@donga.com