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李明博氏、すべての年齢層で首位

Posted January. 01, 2007 03:39,   

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現時点で大統領選挙が実施されるなら、野党ハンナラ党の有力な大統領候補である李明博(イ・ミョンバク)前ソウル市長が、朴槿恵(パク・グンヘ)前代表との候補一本化が成立しなくても高建(コ・ゴン)元首相に勝つという世論調査の結果が出た。李前市長は、与野党の有力大統領候補を網羅した好感度調査でも1位(44.9%)だった。

東亜(トンア)日報が世論調査の専門機関であるコリアリサーチセンター(KRC)に依頼し、昨年12月27、28日、全国の有権者1515人を対象に調査した結果、与野党の有力候補に対する好感度調査でも、李前市長が44.9%で2位の朴前代表(17.3%)を27.6ポイントリードした。その後を、高元首相(14.1%)、孫鶴圭(ソン・ハクキュ)前京畿道(キョンギド)知事(3.3%)、金槿泰ヨルリン・ウリ党議長(1.8%)、鄭東泳(チョン・ドンヨン)前ウリ党議長(1.5%)、鄭雲燦(チョン・ウンチャン)前ソウル大学総長(1.5%)、権永吉(クォン・ヨンギル)議員団代表(1.4%)、元喜龍(ウォン・ヒリョン)ハンナラ党議員(0.3%)が続いた。

汎与党の有力候補に対する好感度では、高元首相が32.7%で最も高く、康錦実(カン・グムシル)前法務部長官が11.3%、鄭前議長=6.3%、鄭前総長=4.7%、柳時敏(ユ・シミン)保健福祉部長官=4.7%、金議長=4.5%だった。しかし、ウリ党の支持層内での汎与党の有力候補に対する好感度は、康前長官(23.0%)が高元首相(19.8%)よりも高かった。

今回の調査で、国民の政治的理念性向が、2005年11月に比べて、「中道」(46.4%→30.1%)が減り、「保守」(22.9%→31.7%)と「進歩」(25.4%→30.3%)が増えたことがわかった。

▲李明博の競争力〓李前市長がハンナラ党候補となり、汎与党候補に名が挙がっている高元首相、権議員団代表と対決する仮想対決では、李前市長61.2%、高元首相24.8%、権議員団代表は5.6%と集計された。1、2位間の格差は、約36.5ポイントだった。

「高建—李明博—権永吉」対決で、李前市長はすべての年齢層で高元首相をリードし、地域別でも、光州(クァンジュ)、全羅北道(チョンラプクト)・南道(ナムド)を除いて、全地域で1位を占めた。

全羅地域でも、「高—朴—権」対決では66%対16.2%で、高元首相に傾く現象が表われたが、「高—李—権」対決では47.4%対38.6%で、格差が一ケタだった。

さらに、「高—朴—権」対決では47.1%対31.4%と、高元首相の手をとったウリ党支持層が、「高—李—権」対決では46.5%対33.5%となり、李前市長をより支持することが表われた。また、「高—朴—権」対決で、高元首相を支持した民主労働党、国民中心党の支持者たちも、「高—李—権」対決では、圧倒的に李前市長を好んだ。

大統領選候補の年齢別好感度で、李前市長は40代(50.6%)で最も高くなり、すべての年齢層で他の候補よりも支持率が高かった。職業別で見ると、李前市長はすべての職業群で1位を占め、特にホワイトカラー(51.8%)と自営業者(50.2%)から高い支持を受けていることがわかった。

▲高建、「朴槿恵は争う価値あり」〓高元首相と朴前代表、権議員団代表の3者対決の構図では、朴前代表42.1%、高元首相40.3%で、両候補間の格差が誤差範囲内で熾烈だった。

昨年9月29日、東亜日報が実施した大統領選候補好感度の調査(李前市長含む)でも、朴前代表と高元首相はそれぞれ22%、21.2%を得るなど、優劣がつけがたい状況だった。

今回の「高—朴—権」対決では、朴前代表が伝統的支持基盤である20代以下と50代以上で、高元首相が30代と40代でそれぞれリードしている。高元首相は特に、40代男性とホワイトカラー職業群で、朴前代表よりそれぞれ4.5ポイント、9ポイントリードした。

地域別の分析では、朴前代表が仁川(インチョン)・京畿(45.6%)、大邱(テグ)・慶尚北道(キョンサンプクト)(56.6%)、釜山(プサン)・慶尚南道(キョンサンナムド)(48.6%)、江原(カンウォン)・済州(チェジュ)(44.5%)でリードした。高元首相は、ソウル(45%)、光州・全羅(66%)地域でリードしていることがわかった。政党別では、高元首相がハンナラ党を除くすべての政党支持層から、朴前代表より高い支持を受けた。

▲ハンナラ「ビッグ2」支持者たちの票心〓2つの3者仮想対決で特に関心を引くのは、李前市長と朴前代表支持者たちの支持行動だ。李前市長と朴前代表の支持者の多くは、「支持する候補でなければ、高元首相に票を投じる」という傾向を示したのだ。

大統領選候補の好感度世論調査で、李前市長を支持した回答者680人の場合、李前市長がハンナラ党候補となる「高—李—権」の仮想対決で、李前市長支持が94.8%、高元首相支持が3.1%だった。その李前市長支持者が、「高—朴—権」対決では、42.2%だけ朴前代表を支持し、高元首相支持者が41.6%に急増する。

このような現象は、朴前代表支持者においても同様だ。大統領選候補調査で朴前代表を支持した262人は、朴前代表がハンナラ党候補となる「高—朴—権」対決構図で91.8%が朴前代表を、3.2%が高元首相を支持した。しかし彼らも、「高—李—権」対決では、48.1%だけ李前市長を支持し、高元首相支持者が30.8%に増える。これは、ハンナラ党「ビッグ2」の熱烈な支持者たちが、ライバル候補に対して抱く「敵がい心」が少なくないことを示している。



taylor55@donga.com gun43@donga.com