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韓国証券市場に外国企業初上場

Posted December. 29, 2006 07:20,   

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中国繊維メーカーの華豊紡績が外国企業としては初めて韓国証券市場への上場を推進している。

上場が成功的に行われば、中国企業を中心に国内証券市場への上場が相次ぐ見通しだ。

韓国証券先物取引所は28日、香港取引所の上場会社である中国の華豊紡績が上場審査への請求書を提出したと明らかにした。

華豊紡績が証券先物取引所の上場審査と証券監督当局の有価証券申告書の受理、公募課程などの残った手続きを成功的に終えれば、来年3月頃、正式の上場が行われることになる。

華豊紡績は88年設立された中国の繊維や織物生産会社で、今年の売上高は800億ウォン、純利益は100億ウォン(推定)の中堅企業だ。同会社は今年5月、大宇(テウ)証券と華豊紡績が国内証券市場への上場のための主管契約を結んだ後、上場の手続きを踏んできた。

筆頭株主は48.5%の持分を保有している蔡振栄会長で、彼は同日、直接取引所を訪問して、上場審査の請求書を提出した。

取引所では、「米国のニューヨーク、英国のロンドンなど、外国の証券取引所は数多くの外国企業の上場で、グローバル的な金融ハブの役割を果たしている」とし、「証券市場の国際化のための核心課題として進めている外国企業上場誘致の活動が実を結んだという点で意味がある」と述べた。

実際、取引所は去年から中国の主要都市を巡廻する上場説明会を15回も開いており、ベトナムではベトナム企業の韓国上場のための覚書(MOU)を締結したことがある。

李永鐸(イ・ヨンタク)取引所理事長は、「現在、外国企業12社(中国11社、米国1社)が国内証券会社と主管契約をして、国内証券市場への上場を準備している」と明らかにした。

さらに、「中国企業のほかにも、ベトナム、マレーシア、カザフスタン、カンボジアなどの主要企業を誘致するために、該当国家の金融当局と接触している」と付け加えた。

証券業界では外国企業の国内上場の堰が切られたという点では高く評価するものの、国内進出第1号企業が斜陽産業である繊維メーカーだという点で、市場の呼応をうまく得られるかどうか、しばらく見守るべきだと指摘する。

また、中国上海市場に上場された大企業は、中国監督当局の事前承認を受けなければならないので、海外企業の韓国への上陸が本格化するという期待は時期尚早だという慎重論も出ている。



ssoo@donga.com