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制裁とPSI包囲網、金正日政権は最大の危機

制裁とPSI包囲網、金正日政権は最大の危機

Posted December. 29, 2006 07:20,   

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米国の対北朝鮮経済制裁をはじめ、国連安全保障理事会の制裁、大量破壊兵器の拡散防止構想(PSI)といったトライアングルの圧迫が、第2次世界大戦以後、今まで政権を維持している北朝鮮の「金正日(キム・ジョンイル)王朝」を最大の危機に陥れていると、米国の保守的なコラムニストのジェームズ・ヘキット氏が27日主張した。

ヘキット氏は、同日、米ワシントンタイムズへの寄稿文で、「米財務省の対北朝鮮金融制裁は、北朝鮮のアキレス腱を触っている」とし、このように述べた。同氏は、「6カ国協議がもの別れに終ったため、北朝鮮の金正日総書記は2回目の核実験に乗り出すだろう」と展望した上、「(北朝鮮の)政権交替だけが現実的かつ長期的な対策だ」と強調した。

同氏はさらに、「北朝鮮の政権交替の一番効果的な方法は金融制裁だ」とし、「クリストファ・ヒル米国務省東アジア担当次官補も北朝鮮が核開発を持続する限り、ますます(more and more and more)深刻な財政危機に直面するようになるだろうと警告している」と伝えた。



spear@donga.com