不法な政治資金を受け取った疑いで在宅起訴された韓和甲（ハン・ファガプ）民主党代表（写真）が２２日、最高裁で執行猶予刑が確定し、国会議員職を喪失した。
最高裁２部（主審・金能煥最高裁判事）は、ＳＫグループなどから不法政治資金１０億５０００万ウォンを受け取った疑い（政治資金法違反）で起訴され、控訴審で懲役１０ヵ月、執行猶予２年、追徴金１０億ウォンを言い渡された韓代表の上告を、同日棄却した。
これで民主党の議席数は１２席から１１席に減り、国会の政党別の議席分布は与党ヨルリン・ウリ党１３９席、野党ハンナラ党１２７席、民主労働党９席、国民中心党５席、無所属５席となった。
禁固刑以上の執行猶予が確定した者は執行猶予期間に選挙権を行使できないと定めた公職選挙法と、選挙権を持たない者は党員になる資格を認められないと規定している政党法によって、韓代表は党員資格を失う。韓代表は同日付で代表を辞任した。
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