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高建元首相「権力を守るために、分かち合うのでなく分ける政治」

高建元首相「権力を守るために、分かち合うのでなく分ける政治」

Posted December. 21, 2006 06:54,   

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高建(コ・ゴン)元首相は20日「現政権がコード人事と組み分け、独善と無能に陥って、対外的に韓米同盟の理想を、国内的には政治不安と理念対立をもたらし、経済環境を悪化させた」と指摘した。

高元首相は同日、東亜(トンア)日報と行った単独インタビューで「我が政治の最大の問題は権力を握って維持するために国民を組み分けし分裂させることだ。分かち合う政治ではなく、分ける政治をしている」とこのように話した。

高氏は「21世紀の改革の核心は冷戦時代の遺物である両極端な白黒論理を乗り越えること」とし「親米—反米、従属—自主、世界化—反世界化などの論争から脱し、中道実用改革と実事に基づく政治を追求しなければならない」と話した。

高氏は現政権の不動産政策について「無住宅の庶民たちに対する基本的な住宅供給に重点を置かずに江南(カンナム)という特殊地域の住宅価格を下げるために過度な租税政策と取り引き規制の政策で市場と戦って失敗した」とし「市場の機能を補わなければならないのに市場と戦争をした」と批判した。

それとともに、高氏は「10年内に成長動力を取り戻し、1人当りの国民所得3万5000ドルを超えなければならず、世界10大の強国に入らなければならない」とし「このために統合のリーダーシップで国家戦略を示し、国民のエネルギーを結集させなければならない」と強調した。

高氏は「現在の政治構図は与党が本来の役割が果たすことができないことにより、野党ハンナラ党中心の独寡占状態を見せている」と指摘し、「新しい代案政治勢力が出なければならない」と話した。

新党立ち上げ問題については「大韓民国の伝統性を否定する極左勢力、冷戦守旧勢力を除いて改革的な保守と合理的な進歩を兼ね備えた中道実用主義に即した国民統合新党を作ろうとする」とし「新党の動きが(既存政党の)党内葛藤に振り回されることは望ましくない。政界の動きによって弾力的に進めるものの、来年3、4月には追える」と明らかにした。

高氏は大統領候補の中で世論調査の支持率3位を記録していることについて「私を与党候補とみて与党の支持率と連動して(支持率が)落ちた」とし「新しい代案政治勢力の姿が整って連動体制が切れると、また上がるだろう」と話した。

高氏は与党ヨルリン・ウリ党の金槿泰(キム・グンテ)議長が最近「高元首相の対北朝鮮政策については論争が不可避だ」と明らかにしたことについては「太陽政策の基調に賛成する。しかし、北朝鮮の核実験という重大な状況変更があるだけに変化がなければならない。交流は続けるものの、非核化の約束を破ったことに対してそれに相応する措置も必要だとのことだ。論争することができる」と話した。

高氏は「退く政府が戦時作戦統制権の単独行使の時期を具体的に決めることは適切ではない。新しい政府が防衛力の増強事業、北朝鮮の核問題の解決を考慮し、真剣に協議して決めなければならない」と話した。

高氏は「現政府で多くできた各種の委員会は特殊な政策についてロードマップを作った後、整理しなければならなかった。政府の組職が『多段階』だ。多段階の階層構造を廃止し、成果志向的、顧客志向的な組職に変えなければならない」と強調した。



yongari@donga.com leon@donga.com