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譲れない一戦 サッカーFA杯・水原vs全南

譲れない一戦 サッカーFA杯・水原vs全南

Posted December. 02, 2006 07:29,   

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3日午後3時。ソウル麻浦区上岩洞(マポグ・サンアムドン)のソウルワールドカップ競技場では、今年プロサッカーの「最後の決戦」が行われる。

プロとアマチュアを問わず韓国サッカー最強を決める2006FA(サッカー協会)カップ決勝の水原三星(スウォン・サムスン)対全南(チョンナム)ドラゴンズ戦がそれだ。

優勝チームには、来シーズンのアジアサッカー連盟(AFC)チャンピオンズリーグ進出の切符が与えられる。

客観的な戦力は水原が優勢だが、今シーズンの対戦成績は2勝1分けとむしろ全南がリードしている。しかも一本勝負で決まるだけに、誰にも油断を許さない。

韓国サッカーの永遠なライバルである車範根(チャ・ボムグン)水原監督(53)と許丁茂(ホ・ジョンム)全南監督(51)の正面対決でもあり、さらに関心を集めている。選手時代だけではなく、監督としてもライバル関係が続いている2人は、歴代戦績も6勝7分け6敗と互角だ。

車監督は「正規リーグ優勝の夢が崩れてから、選手たちが心理的にダメージを受けたはずだ。必ずFAカップを勝ち取ってAFCチャンピオンズリーグに挑戦したい」と意気込んだ。

1997年にFAカップ優勝を決めて以来、2003年大会で準優勝に止まっている全南も、優勝への熱望だけは負けない。許監督は「苦闘の末に決勝に勝ち進んだ。それだけに、もっと良いパフォーマンスを披露したい」と話した。



jaeyuna@donga.com