女子コリア軍団最年長者の鄭一美（チョン・イルミ、ギガゴルフ）が米ＬＰＧＡツアー・シーズン最終戦のＡＤＴチャンピオンシップ初日、２位タイに出て、待ちわびていた初優勝に向けて幸先の良いスタートを切った。
鄭一美は１７日、米フロリダ州ウェストパムビーチのトランプインターナショナルＧＣ（パー７２）で開幕した第１ラウンドで、３アンダー６９を記録して、単独トップの宮里藍（日本）を１打差で追いかけている。
試合後、鄭一美は、「誰が優勝するかは誰も分からない。３２人に入ることができ、ここで試合をすること自体が楽しい」と言って、余裕を見せた。０４年の米ＬＰＧＡツアーでデビューした鄭一美は、まだ優勝したことがない。
金美賢（キム・ミヒョン、ＫＴＦ）は４位タイ（２アンダー）、朴セリ（ＣＪ）は７位タイ（１アンダー）と無難に終えた半面、「ゴルフ女帝」のアンニカ・ソレンスタム（スウェーデン）は１８位タイ（２オーバー）にとどまった。
一方、強力な優勝候補のロレーナ・オチョア（メキシコ）も２２位タイ（３オーバー、７５）とふるわず、今季賞金王の獲得に「赤信号」が灯った。
今季の成績によって３２人のみが出場したオールスター戦と言える今大会は、１、２ラウンドの３６ホール試合で１６人のみが３ラウンドに進出し、３ラウンドで８人を選別した後、以前のラウンドの成績とは関係なく、４ラウンド・１８ホールの成績だけで優勝者を決める。優勝賞金は１００万ドル。
ysahn@donga.com
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