ヨルリン・ウリ党の金ハンギル院内代表は7日「ウリ党の創党は我が政治史に大きく記録されるに値する意味ある政治的な実験だった」と述べ、「しかし、これからは政治的実験を終え、守るべきもことと捨てるべきことが何かを選り分け、『再スタートする夜明け』が必要だ」と話した。
金院内代表は同日、国会院内交渉団体の代表演説で「痛烈な反省と自己告白を通じ、変化のメッセージを投げかけるべきか、ウリ党の創党精神と私たちが追求してきた価値を新しく確認しながら、さらに熱心に取り組むという決意を誓うべきかについて悩んだ」と話した。
これは事実上、党の看板を下りて新しく変身するか、政界改編を図るという意味を公式化したものと解釈される。
しかし、金院内代表は「今は国を心配することが優先で、党の進路は定期国会が終わってから結論を下す」と述べるに止まった。
また、「政治の安定化と政治費用の削減のための最小限の改憲が必要だ」と話し、大統領の任期(5年)と国会議員の任期(4年)を一致させる改憲を主張した。金院内代は「必要なら、大統領4年重任制と正副統領制も検討することができる」と付け加えた。
金院内代表はさらに、「大統領が安保と経済に集中して決断する姿は多くの国民を安心させる」とし、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領に安保・経済の危機管理に専念することを要求した。
北朝鮮の核問題の解決のために高位級の対北朝鮮特使派遣を積極的に検討することを政府に促したかたちだ。
一方、金院内代表は不動産市場の安定対策と関連し「政府は相場の80%以下にマンションを供給するという方針を明確にするよう」要求しており、景気底上げのための積極的な財政政策も求めた。
yongari@donga.com