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崔京周、1年ぶりに優勝…通算4勝のアジア人新記録を達成

崔京周、1年ぶりに優勝…通算4勝のアジア人新記録を達成

Posted October. 31, 2006 03:00,   

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「始まりが半分」と言う。「タンク」崔京周(チェ・ギョンジュ、36、ナイキゴルフ)がまさにそうだった。1打差の首位で最終4ラウンドをスタートした崔京周は、1番ホール(パー5)で千金に値するイーグルを奪って、機先を制した。3番ウッドでツーオンに成功した後、7メートルのイーグルパッティングをカップに落とした。

3打差でリードして幸先の良いスタートを切った崔京周は、老練味を発揮して首位を守りきって、18番ホール(パー4)で自ら勝利を祝うフィナーレバーディーを取った後、拳を強く握って歓呼した。

崔京周は30日、米タンパベイ・ウェスティンイニスブルックリゾート(パー71)で閉幕した米プロゴルフ(PGA)ツアー・クライスラー選手権最終4ラウンドで、1イーグルと4バーディー、2ボギーで4アンダー67をマークし、合計13アンダー271打でシーズン初勝利を収めた。2位タイのブレット・ウエタリック、ポール・ゴイドス(以上米国)を4打差で引き離した完勝だった。

PGAメンバー全員が出場できるシーズン最後の大会で有終の美を収めた崔京周は、これで昨年10月にクライスラークラシック優勝して1年後にアジア選手としては最多の4勝目を記録した。同じく3勝だった丸山茂樹(日本)を1勝差で抜いた。

崔京周はまた、最終ラウンドを首位でスタートしたPGAツアー4大会でいずれも優勝して、逆転を許さぬ底力を再び誇示した。

一方、優勝賞金95万4000ドル(約9億ウォン)をもらった崔京周は、先週、賞金ランキング68位から26位(226万7348ドル)にジャンプし、今週末、賞金ランキング30位以内のみ出場できる「オールスター戦」ともいうべき「ツアーチャンピオンシップ」の出場権を劇的にゲットした。また、今季優勝者のみ出場できる来年のシーズン開幕戦メルセデスベンツチャンピオンシップにも出場できるようになって、改めて世界トップクラスのゴルフスターとして認められるようになった。

来年から一般に市販する予定のナイキの「四角ドライバー」も一役買った。独特なヘッドの姿と珍しい打球音のため、アーニー・エルス(南アフリカ)らから「シャフトにまぐろの缶をぶら下げたようだ」と言われたりもしたが、今大会で70%を上回る高いフェアウェー的中率で優勝の足場を整えた。



kjs0123@donga.com