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「韓国のプロゲーマーは脳の構造から異なる」

「韓国のプロゲーマーは脳の構造から異なる」

Posted October. 27, 2006 06:59,   

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「韓国のプロゲーマーは脳から違う」

ドキュメンタリ専門チャンネルのナショナル・ジオグラフィックが、韓国のプロゲーマーを取り扱った特集番組で下した結論だ。

ナショナル・ジオグラフィックは28日0時、ケーブル放送のナショナル・ジオグラフィック・チャンネルを通じて、1時間ぐらい「ワールドサイバーゲームズ」というドキュメンタリを放送する。

2004年、「ワールド・サイバー・ゲームズ(WCG)」世界ゲーム大会で、スタークラフト部門のチャンピオンになったプロゲーマーのソ・ジフン(21、CJエントゥス)選手が、この番組の集中探求対象だ。ソ選手の脳の動きを一般人と比較した。

1番目の実験は、ソ選手と一般人がコンピュータのキーボードとマウスを操作する回数の比較。一般人は1分に100回ぐらい機器を操作したのに比べて、ソ選手は3.7倍も多い370回を操作した。

また二人がゲームをする際の脳の動きをコンピュータ断層撮影(CT)で比較してみた。

一般人は視覚をコントロールする脳の部分だけが活性されたが、ソ選手は前頭葉と大脳の邊縁系が活発に働いた。前頭葉は推理や意思決定をつかさどり、大脳の邊緣系は本能と記憶力を統制する。

ナショナル・ジオグラフィック側は、「本当に驚くべき結果だ」とし、「一般人が視覚を通じて、意思決定をするのとは違って、ソ選手はタイピストが文字盤の文字配列を暗記して、本能的に文書を作成するのと同様に、反射神経によって動いている」と説明した。

また、「(一般人が)1日に数時間ずつ練習しても、韓国のプロゲーマーに勝つことのできない理由はここにある」とし、「韓国のプロゲーマーたちは遺伝的に優れた能力を持って生まれる」と結論付けた。

この番組は様々な世界ゲーム大会で、韓国選手たちが優勝を「総なめ」する背景を調べるために、去年末から8ヶ月間、韓国のプロゲーマーたちとeスポーツ大会などを密着取材した。

ナショナル・ジオグラフィックの関係者は、「毎年67カ国で600人余りのプロ選手が集まるゲーム大会は『デジタル世界の五輪』」とし、「有名プロゲーマーたちの年収が2億ウォンに上るゲームは、もはやゲームマニアや子供たちだけの行事ではない」と評価した。



jaykim@donga.com