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米国は韓国軍の戦力拡大を望まない

Posted September. 27, 2006 07:09,   

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米国が、無人偵察機(UAV)「グローバル・ホーク」を含む先端兵器や軍事技術の韓国への販売を避けるのは、韓国軍の戦力が韓半島の外に拡大することを望まないためだと、米国のシンクタンク、スタートフォーが25日、主張した。

同シンクタンクは、「韓国軍の未来を再び考える」というタイトルの報告書で、「韓国の軍事戦略家たちは、北朝鮮の攻撃を阻止し、撃退することにとどまらず、日中間の均衡を維持する役割はもとより、日中の脅威にも対処して、中東からマラッカ海峡を通じて韓国にいたる海上輸送路の安全まで計画している」と説明した。

さらに報告書は、「しかし米政府は、韓国軍の能力が北朝鮮に対する防御だけに限定されることを希望し、北東アジア地域などに視野を広げることを望まない」と主張した。

報告書は、「韓国政府は、作戦半径が5500キロにいたり、日本や中国の大半の地域まで偵察できるグローバル・ホークを購入しようとしているが、米国は、北朝鮮を封鎖するための戦場に対してのみ戦術的に韓国軍を支援するため、グローバル・ホークを販売しないだろう」と予想した。

韓国国防部は、グローバル・ホーク4機を2008年から導入することを計画し、購入を推進してきたが、米国は、「ミサイル技術管理レジーム(MTCR)で規制を受ける品目なので、販売できない」と拒否してきた。



sechepa@donga.com