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米国、対北朝鮮貿易を昨年10月から中断

米国、対北朝鮮貿易を昨年10月から中断

Posted September. 22, 2006 06:00,   

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昨年11月から今年7月までの9ヵ月間、北朝鮮と米国の間に貿易取引が全く行われなかったことが分かった。

20日、米国商務部の貿易統計によると、米国はマカオのバンコ・デルタ・アジア(BDA)銀行への金融制裁を開始した昨年10月までには北朝鮮との貿易を続けていたが、その後は中止した。ただ、10月の貿易が9月までに商談を終えた品目であることを考えると、米国が対北朝鮮貿易を中止したのは、事実上、北朝鮮の核問題を解決するための6ヵ国協議が膠着状態に陥った10月からとみられる。

米朝間の貿易は小規模ではあるが、1994年の米朝枠組み合意の締結以来、米国が北朝鮮に対する禁輸措置を緩和したことを機に全般的に増加していた。

1994年17万9730万ドルだった米朝貿易は、1999年1130万ドルに急増したが、2000年(270万ドル)、2001年(70万ドル)には減少していた。2002年の2500万ドルが最高額であり、昨年(1月から10月まで)の米国の対北朝鮮輸出額は580万ドルだった。