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学生簿が論述の2倍以上反映 ソウル大06年度定期募集

学生簿が論述の2倍以上反映 ソウル大06年度定期募集

Posted September. 18, 2006 07:05,   

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2006年度の入学生たちが受けた今年1月のソウル大学の定期募集で、学校生活記録簿の成績が論述成績の2倍以上の割合で、合否に影響を与えたことがわかった。

学生簿が与えた影響力は、やや難しかったという評価を受けた昨年の修学能力試験(日本のセンター試験に該当)の影響力と似たような水準だった。

ソウル大入学管理本部は17日、「2006年度の志願者たちの点数分布による選考要素別の影響力を評価した結果、学生簿の成績が論述より2倍以上合否を左右する要素として働いた」と明らかにした。

また、入学管理本部は「修学能力の影響力がやや大きかったが、修学能力と学生簿の影響力は似たような水準だったし、学生簿は論述の影響力に比べて圧倒的に差があった」と説明した。

2006年度のソウル大入試の合否に与えた影響力は、修学能力≻学生簿≻論述≻面接の順ということだ。

これは最近、ソウル大学が今の高校2年生から適用する2008学年度大学入学試験の選考計画を発表した後、修学能力と学生簿の成績よりも論述が合否を左右するだろうという分析が続いていることと相反しており、注目される。

ソウル大学入学管理本部の金キョンボム研究教授は「このような結果は、前の入試で学生簿成績の実質反映割合は2.28%と些細だったが、その影響力はどの選考要素より強いということを示している」と話した。

しかし、ソウル大学側は、詳しい数値は2007学年度入試が進行中なので、公開しがたいと付け加えた。

ソウル大学は来年3月、全国200人余りの高校生を対象に論述模擬試験を実施した後、論述選考の実質反映率を決めることにした。模擬試験は二度に分けて公開した18の例示質問項目の形式に従うものの、教科書の例文を中心に出題する予定だ。

ソウル大学側は「現在も論述に基本点数を与えており、0点から満点までの点数を与えることは考慮していない」と明らかにし、論述の実質反映率はソウル大が明らかにした名目反映率30%より低くなるものと予想される。

選考の要素別影響力は、特定選考要素を除く残りの選考要素の成績だけで点数を付けた時と、除かれた選考を含めた時、合格者が変わる割合を算出する。



dnsp@donga.com