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韓米首脳会談、共同声明の採択はなし

Posted September. 11, 2006 06:03,   

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韓国と米国は、14日に米ワシントンで開かれる両国首脳会談で、共同声明や共同宣言、共同報道文などの共同文書を採択しないことが10日、確認された。

宋旻淳(ソン・ミンスン)大統領統一外交安保政策室長が5日から7日まで米国を訪問し、ライス国務長官やハドレー・ホワイトハウス国家安保補佐官らと会って、首脳会談のテーマと手続きなどを協議した結果、このように決定した。

両国政府内では、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領とブッシュ大統領の間で、今回の首脳会談の主要テーマである北朝鮮の核およびミサイル発射の問題に対する見解の違いが大きく、共同文書を採択できなくなったと分析している。

外交筋は10日、「首脳会談のテーマを調整する過程で、両首脳の北朝鮮の核およびミサイル問題に対する観点が非常に異なることが明らかになった」とし、「両首脳は『6者協議を通じた核問題解決に努める』という程度の原論に同意するといった意見だけを公表する可能性が高い」と明らかにした。

また他の外交筋は、「盧大統領とブッシュ大統領は、首脳会談を終えた後、ともに両国マスコミに対する記者会見だけ行なうだろう」と述べた。

盧大統領がワシントンで韓米首脳会談を行なうことは、03年5月と05年6月に続き3度目だ。1回目のワシントン会談では共同声明を発表したが、2回目の会談では共同文書を採択しなかった。

また両首脳は、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議で3回の会談を行ない、うち2回は共同報道文(03年10月タイ・バンコク)と共同宣言(05年11月慶北慶州市)を発表したが、1回(04年11月チリ・サンチャゴ)は共同文書を採択しなかった。



gun43@donga.com weappon@donga.com