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小学生数、集計開始以来最低の392万人

小学生数、集計開始以来最低の392万人

Posted August. 25, 2006 03:03,   

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今年の小学生数は392万5043人で、1962年に教育統計調査を始めて以来、最低値を記録した。これは歴代最大だった1970年の574万9301人の68%水準だ。

子供を産まないか出産を延期する現象が続き、韓国の人口増加速度が急激に落ちており、小学生数は今後とも減り続ける展望だ。

教育人的資源部(教育部)と韓国教育開発院が24日に発刊した06年度教育統計年譜(4月1日基準)によれば、小学生は昨年比9万7758人が減った。小学生数は1971年以後、持続的な減少傾向をみせている。

教育部では、小学生数が10年に332万5000人まで減少するものと推算している。

今年、幼稚園児は昨年に比べ4209人が増加した54万5812人、中学生は6万4607人増加した207万5311人、高校生は1万2961人増加した177万5857人だった。高校生以下の学生は昨年より1万5981人減った832万2023人と集計された。

一方、教員は持続的に増え、00年対比15.2%増加した42万593人だった。教員1人あたり学生数は小学校24人、中学校19.4人、高校15.1人で、経済協力開発機構(OECD)平均(小16.5人、中等13.6人)にまだ及ばなかった。

教員の平均年齢は、小39.8歳、中40.1歳、一般高校40.8歳、実業高校42.4歳で、00年比1〜2歳高くなり、教員離職率が落ちていて、教壇の高齢化は続くとみられる。

教員の男女性比は、女性教員が増え続け、全体の62.3%を占めた。小学校の23.8%と中学校の10.1%は、女性教員の割合が80%を越えた。京畿道軍浦市(キョンギド・クンポシ)コンナン小学校と江原道東海市(カンウォンド・トンヘシ)サミュク小学校は全体教員が女性だ。

一方、統計庁が同日発表した「05年出生・死亡統計」によると、出生児数から死亡者数を引いた人口自然増加は昨年初めて20万人を割り込み、19万2600人だった。夫婦1カップルが1人の子供しか生まない世界最低水準の出産率(1.08人)のせいだ。

10年前の1995年には、1年にほぼソウル陽川区(ヤンチョング)の人口(47万2700人)くらいの自然増加があったが、昨年には慶尚南道巨済市(キョンサンナムド・コジェシ)の人口(19万3300人)くらいが増えたわけだ。

また、子どもを産む年齢が高くなりつつある。晩婚と出産延期の風潮から、20代後半女性の出産率(1000人あたり92.3人)が史上最低に落ち、30代初めの産婦の割合(40.9%)が初めて、20代後半の産婦(40.2%)より高かった。



foryou@donga.com