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7年間引きずった韓灘江ダム建設を確定

Posted August. 23, 2006 03:23,   

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7年間、地域住民や環境団体の反発で建設が保留されていた漢灘江(ハンタンガン)ダムの建設が確定された。

政府は22日、韓明淑(ハン・ミョンスク)首相が出席したなか、「第5回臨津江(イムジンガン)流域洪水対策特別委員会」を開き、臨津江流域の洪水対策のために、臨津江の支流である漢灘江に洪水調節用ダムを建設することを最終決定した。また、ダムとともに川辺に底流地(ダム上流の河川の辺に水をためておく空間)を作り、洪水発生時に水位を調節できるようにした。建設予定地は、京畿道抱川郡蒼水面(キョンギド・ポチョングン・チャンスミョン)シンフン里と漣川郡漣川邑(ヨンチョングン・ヨンチョンウプ)コムン里をつなぐ区間が有力だという。

漢灘江ダムは、普段は自然状態で水が流れるようにし、洪水発生時だけ洪水調節用ダムとして建設される。

いっぽう、漢灘江ダム建設反対鉄原(チョルウォン)・抱川・漣川共同対策委は同日、「政府が集中豪雨による人命・財産被害が発生するや、待っていましたと言わんばかりにダム建設を推進している」とし、「漢灘江ダム建設計画は、経済成果の妥当性のない事業をむりに組み合わせたものだ」と主張した。



sys1201@donga.com