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「良い働き口」7年間で27万減少

Posted August. 21, 2006 03:06,   

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伝統的に「良い職場」とされる大手企業、公企業、金融会社の雇用が通貨危機以降、大きく減少したことが分かった。

新しい働き口は主に賃金の安い部門に集中し、低賃金労働者の割合が高まっている。

韓国開発研究院(KDI)は最近発表した「両極化の克服と社会統合に向けた社会経済政策の提案」報告書を通じ、大手企業30社の系列会社、公企業、金融会社の従業員が97年157万9000人から04年130万5000へと27万4000人減少した、と伝えた。

同期間に就業者は全体で134万人増えたものの、相対的に安定した雇用と高賃金、経歴開発の機会などが保障される「良い」働き口はむしろ減ったことになる。この結果は労働部の雇用保険データベース(DB)を分析したものに基づくもの。

とりわけ、大手企業系列会社30社の従業員の数が大幅に減った。97年87万9000人から04年には67万2000人に減少し、7年間で20万7000の働き口が減った。

半面、雇用創出は全体的に低賃金を提供する働き口を中心に行われ、低賃金労働者の割合は持続的に高まっている。中位にあたる賃金の3分の2以下の低賃金労働者の割合は01年22.6%から05年26.8%へと高まった。



smhong@donga.com