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北朝鮮「制裁解除なければ協議に復帰せぬ」

北朝鮮「制裁解除なければ協議に復帰せぬ」

Posted July. 29, 2006 03:00,   

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北朝鮮核問題を解決策を話し合う6者協議参加国のうち北朝鮮を除く5ヵ国と、カナダ、オーストラリア、マレーシア、インドネシア、ニュージーランドの外相らが出席する10ヵ国会合が28日、マレーシア・クアルラルムプールで開かれた。

6者協議参加国である韓国、米国、日本、中国、ロシアの5ヵ国と、カナダ、オーストラリア、マレーシアの外相らは27日、8ヵ国会合を開催することで一致したが、中国側が28日、ニュージーランドとインドネシア側に会合への出席を呼びかけ、10ヵ国会合の開催に変更された。

10ヵ国会合を主導したライス米国務長官は、「米国は、いつ、どこでも無条件に6者協議に臨む準備ができている。しかし、不幸なことに北朝鮮が6者協議への参加を拒否している」と批判した。

北朝鮮外務省のチョン・ソンイル国際機構局副局長は、「米国が(北朝鮮への)金融制裁を解除しない限り、6者協議を含めて、いかなる会合にも出席できない」と明らかにした。

同日、クアラルンプールで開かれたASEAN(東南アジア諸国連合)地域安保フォーラム(ARF)は、北朝鮮のミサイル実験発射を批判する内容が含まれた議長共同声明を採択した。ARFには10ヵ国会合参加国を含め、北朝鮮など25ヵ国が加盟しているが、北朝鮮は共同声明の話し合いに加わらなかった。



gun43@donga.com