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「対米異論あり得る」韓首相も盧大統領発言を擁護

「対米異論あり得る」韓首相も盧大統領発言を擁護

Posted July. 28, 2006 03:45,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が25日、大統領府の閣議で「(対北朝鮮政策で)米国が最も失敗した」という李鍾奭(イ・ジョンソク)統一部長官の発言を擁護したのに続き、韓明淑(ハン・ミョンスク)首相も27日「米国に対して異なる意見を出すこともありうる」と明らかにし、論争が起きている。

韓首相は同日、就任100日(28日)を迎え、行った記者懇談会で「盧大統領が李長官の発言を擁護したことについてどう思うか」という質問に、このように答えた。

韓首相は「自国の意見を出したからといって、韓米同盟が崩れたり支障をきたしたりするとは考えない。自国の意見を出し、大きな流れをともにする時、むしろ健全なパートナーシップとなる」と強調した。

韓首相はまた「ブッシュ政権の外交安保政策は、米国内でも大きな国民的批判が起きている」とし「韓半島の安全と平和という基調が憂慮される時は、米国に対して異なる意見を出すこともありうる」と述べた。

ヨルリン・ウリ党が惨敗した7・26再・補欠選挙の結果については「来年、大統領選挙以前まで(与党の)反転のきっかけがあるだろう」と見ていた。

韓首相は「5・31地方選挙後、(与党が)新しい転機を用意できなかった状態で行われた選挙だ。具体的なことは言えないが、反転のきっかけなしにこの場で座りこむことはできない」と明らかにした。

改憲に関連し、韓首相は「定期国会後、総選挙と大統領選挙時期の不一致、単任制と重任制の二つの問題は(改憲を)必要と感じている」と述べた。

「前任の李海瓚(イ・へチャン)首相のように『責任、実勢首相』と思うか」という質問には、強い口調で「マスコミもそうで、多くの人が女性首相と言えば『顔マダム』と等式化するのが韓国の文化だ。大統領も責任首相をさせると述べており、(私も)その役割を果たしている」と力説した。

韓首相は「『顔マダム』という表現そのものが差別」とし「これは女性首相を卑下すること」と興奮した。



sys1201@donga.com