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離婚女性の初婚男性との再婚、5年間で1.5%増

離婚女性の初婚男性との再婚、5年間で1.5%増

Posted July. 03, 2006 03:28,   

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韓国の女性の経済活動参加率が史上初めて50%を超えた。女性の教育水準が高くなり、長い不況で女性の経済活動が活発になったからだ。

また、離婚経験のある女性が結婚経験のない男性と再婚する事例が増えつつあり、もう見慣れた結婚の一形態になっている。再婚女性と初婚男性との結婚率は再婚男性と初婚女性との結婚率より2%以上高かった。

統計庁は2日、このような内容を柱とする報告書「統計で見る女性の一生」を発表した。

▲女性2人に1人は経済活動に参加〓昨年、満15歳以上の女性のうち、就職した女性と就職への意志がある女性の比率(女性の経済活動参加率)は50.1%で、初めて50%を上回った。女性の経済活動参加率は関連調査が始まった1965年の37.2%から、73年初めて40%を超え、毎年上昇している。これに対して、昨年の男性経済活動参加率は74.6%で、10年前の76.4%より低くなっている。

統計庁は専門職分野に進出する女性も大幅増えたと分析した。昨年、大学教授のうち、女性教授の割合は19.2%で、95年比1.4%高くなった。全医師の中で女性医師の割合は95年の11.4%から昨年の13.2%に増加した。

昨年の外交官試験合格者は女性が男性より多かった。行政官試験の合格者の中で女性は10人当たり4人、司法試験の合格者の中で女性は10人当たり3人だった。

今年の5.31統一地方選挙を通して地方議会に進出した女性は525人で、全地方議会議員の14.5%だ。02年の女性地方議会議員の比率(3.4%)に比べ、大幅に高くなった。韓国社会で女性の地位が高くなったのは何よりも教育水準がかなり高くなったからだ。1995年まででも高校を卒業した女性2人に1人が大学に進学していたが、昨年は10人に8人が大学に入った。

西江(ソガン)大学の趙玉羅(チョ・オクラ、文化人類学)教授は、「少子化で息子であろうが娘であろうが関係なく教育する社会現象ができ、高等教育を受けた女性が専門職業に多く進出している」と説明した。

▲初婚男性と再婚女性との結婚増加〓昨年、全結婚件数のうち、6.4%は初婚男性と再婚女性との結婚だった。初婚男性と再婚女性との結婚は1990年代までは2.4%に過ぎなかった。しかし、若い層を中心に女性の離婚を大きな短所と考えない意識が拡散して、95年の3.5%、00年の4.9%に続いて、昨年は6%を超えた。

これに対して、初婚女性と再婚男性の結婚する比率は90年の3.6%から95年3.5%に減ったが、05年は4.1%を示した。これは、初婚男性と再婚女性との結婚の比率を下回っている。これは、「能力のある女性」が離婚した後でも、気が合う初婚男性とも結婚できるようになった生態を反映するものだと分析される。

昨年の女性の平均初婚年齢は27.7歳で、90年より2.9歳高くなった。仕事と育児への負担感で結婚を後回しにする女性が多くなったからだ。これにより、1人の女性が15歳から49歳までの可妊期間に産む子供の数は、昨年1.08人で、04年の1.16人に比べ、0.08人減った。

▲女性の全体的な雇用の質はまだ低い〓昨年、全女性就職者の中で常傭賃金労働者の割合は25.6%だった。これは男性常傭職労働者の割合(41.1%)を大きく下回り、女性の専門職への進出急増にもかかわらず、全般的な女性の雇用の質はあまりよくなかった。

女性労働者10人に4人が臨時あるいは日雇いで働いていた。女性の平均賃金水準も男性より低かった。労働者10人以上の企業での女性の平均賃金は男性の62.6%の水準だった。

昨年、共働き世帯でのほとんどの男性世帯主の労働所得は164万ウォンである反面、大部分の女性配偶者の労働所得は92万ウォンだった。



legman@donga.com