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内国人の出国申告書、来月から廃止

Posted July. 03, 2006 03:28,   

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韓国人が海外出国の際に義務的に記入して提出しなければならなかった出国申告書が、来月1日から廃止される。

法務部は2日、「来月から全国の空港と港湾で、内国人は出国する際に出国申告書を作成しなくても、また登録外国人は入国申告書を提出しなくても良い」と発表した。

このために、法務部は10日から金浦(キムポ)空港で、内・外国人の出入国者を対象に出入国申告書の提出を省略する制度を試験的に施行することにした。

内国人が海外から帰国する時と外国人が出国する時に提出する入国・出国申告書は、昨年11月に廃止された。

しかし、未登録外国人の場合、韓国入国の際に作成して提出する入国申告書は、しばらくの間維持される。滞在資格と滞在期間を決めるための審査資料、出入国の記録及び滞在管理のための基礎資料に使われるからだ。

法務部の関係者は、「昨年11月に、内国人の帰国の際に入国申告書の提出を廃止した結果、出入国の審査にかかる時間が以前より20%ほど短縮された」とし、「これから出入国の審査時間がさらに短くなる」と話した。

一方、法務部は「済州(チェジュ)特別自治道特別法」の施行に合わせて、ノービザ入国の許可対象国を169ヶ国から180ヶ国に拡大することにした。

また、情報技術(IT)企業投資など海外専門人材に対する国内滞在許可期間の上限を5年に拡大するなど、済州特別自治道の支援案を用意して施行すると話した。

ノービザで済州道への入国が追加可能になった国家は、中国、インド、モンゴル、フィリピン、ベトナム、ネパール、ミャンマー、ラオス、カンボジア、パキスタン、スリランカなどだ。



woogija@donga.com