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40歳家長が貯める貯金は退職8年後に底をつく

40歳家長が貯める貯金は退職8年後に底をつく

Posted June. 26, 2006 07:49,   

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30〜40歳の家長が現水準の所得と消費を維持しながら残金を貯蓄しても、引退後には貧困層に転落する恐れがあるという調査結果が出た。

貯蓄で貯めたお金は長くても20年後には底をついてしまい、以後は、子女や社会保障制度に依存するしかないからだ。

東亜(トンア)日報と三星(サムスン)証券、韓国ファンド評価が共同企画し25日に発表した、「韓国の標準30〜40歳夫婦の老後必要資金および貯金で用意できる資金規模」をシミュレーションで分析した結果、このようなことがわかった。

夫30歳と妻27歳の夫婦が、今年の平均家計所得3600万ウォンから、平均家計消費3060万ウォンを引き、年間540万ウォンを貯蓄したとするなら、引退する60歳までの30年間貯金(利回り年間4.2%)しても、夫が80歳になる年には底をつくことになる。

こうして貯めた貯金は、夫が35歳で妻が32歳なら、夫が74歳になる年に、夫が40歳で妻が37歳なら、夫が68歳になる年に底をつく。

シミュレーションで、年俸と貯金額は統計庁の第1四半期の家計収支を、老後生活資金は月200万ウォン、毎年の賃金上昇率は最近6年間の平均値である7.7%を使った。

シミュレーションで不動産を所有しているかどうかは考慮しなかった。高齢化と出生率低下が重なり、今後の不動産価格の方向を予想しにくかったからだ。

韓国ファンド評価のウ・ジェリョン社長は、「平均値より事情が良い家庭もあるだろうが、多くの家庭が私教育費や不動産投資で余裕資金を貯めることができず、遠からず老後問題が社会問題化する可能性が高い」と展望した。



artemes@donga.com roryrery@donga.com