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民団−総連和解、事実上の白紙化

Posted June. 26, 2006 07:49,   

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在日韓国人社会を両分してきた、在日本大韓民国民団(民団)と在日本朝鮮人総連合会(総連)間の和解が事実上、白紙に戻った。

河丙颼(ハ・ビョンオク)団長は24日、民団中央本部(東京)で開かれた臨時中央委員会で、「総連との和解は事実上、白紙に戻った」と明らかにした。

ただし、「5月17日に発表した共同声明を撤回するという意味ではない」と付け加え、余韻は残す形となった。

河団長はまた、総連との和解を推進する過程で混乱が生じたことについて謝罪し、副団長5人全員の辞任を決定したと明らかにした。しかし、自らの進退問題については、言及を避けた。

在籍する中央委員199人中、171人が参加した同日の中央委員会で、一部の参加者らは「内部の意見収斂がうまく行かなかった」として、執行部の手続上の誤りを集中的に追及した。

一部の参加者らは、「共同声明の白紙化」と「河団長の辞任」を要求し、信任を問うための中央大会召集を要求したが、執行部を擁護する中央委員らとの意見が食い違い、中央大会開催の是非に関する表決は先送りされた。

同日中央委員会を開催した結果、総連との和解をめぐる民団内部の葛藤は、形式上一段落した。しかし、和解賛成派と反対派の双方に不満が残り、葛藤が再燃する火種を残す結果となった。



iam@donga.com