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米軍、グァム海上で大規模海上訓練実施

Posted June. 20, 2006 03:00,   

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米国政府は、北朝鮮が咸鏡北道花臺郡舞水端里(ハムギョンプクド・ファデグン・ムスダンリ)の長距離弾道ミサイル「テポドン2号」または「テポドン2号」改良型ミサイルに液体燃料の充填(じゅうてん)を終えたものと判断していると、ロイター通信が18日(現地時間)報道した。

同通信は、米政府関係者の言葉を引用し、北朝鮮がミサイルに燃料を充填すると再び取り出す過程が複雑な点を勘案すれば、ミサイル発射の猶予の可能性が減っていると分析した。

しかし、韓国政府は、ミサイルの燃料充填作業が終わったかどうか、近いうちに北朝鮮がミサイルを発射する可能性があるかどうかについて、最終的な結論を出せずにいる模様だ。政府高官は19日、「燃料を充填したとしても、いつでも再び取り出すことができる」と述べた。

一方、日本の小泉純一郎首相は、同日の記者会見で、「北朝鮮がミサイルを発射すれば、米国などと協議して厳しい措置を取らざるを得ない」と述べた。また、「北朝鮮が核兵器を開発して得られる利益はない」とした上、「各国と連帯してミサイルを発射しないように北朝鮮に要請しており、今も発射しないことを期待している」と述べた。

米国と日本は29日に米国ワシントンで行われる両国の首脳会談で採択する共同声明に、北朝鮮のミサイル発射動向に対する懸念を入れる計画だと、日本経済新聞が同日付で報道した。

米国は19〜23日、太平洋のグァムの近隣海上で空母3隻と艦艇28隻に約2万2000人の兵力が参加する大規模な軍事訓練を実施する計画だ。「勇敢な盾2006」と呼ばれるこの訓練は、年例訓練だが、参加人員と装備がこの10年間を通して最大規模であることから、北朝鮮のミサイル発射の動きと関連して注目を集めている。



gun43@donga.com sya@donga.com