7日(現地時間)、ナイジェリアで拉致された韓国人5人が8日に解放されると、外信が報じた。
ロイター通信によると、ナイジェリアの武装グループ「ニジェールデルタ解放運動(MEND)」が、ロイター通信に送った電子メールで、「人質を今日解放する」との内容を明らかにした。
同通信は、MEND側が、反逆容疑で拘束されている指導者のムジャヒード・ドクボ・アサリ氏の要請に従って、韓国人を解放すると伝えた。
AP通信も、MENDが8日午後10時(韓国時間)までに、韓国人たちを解放すると報じている。
これに先立ってMENDは7日、韓国人の解放の条件としてアサリ氏の解放をナイジェリア政府に要求していた。
韓国政府は、「武装グループが、ナイジェリア政府や韓国の大宇(テウ)建設側に、韓国人の解放計画を伝えたのではない」との見解を示し、「外信の報道が事実かどうかを確認中だ」と述べた。
政府は、外交通商部の鄭達鎬(チョン・ダンホ)在外国民領事担当大使を含む対策チームを現地に派遣する予定だが、外信の報道どおり解放が確かだと判断されれば、対策チームの派遣を取り消す予定だ。
同日、ナイジェリアの大宇建設本部があるリバース州政府は、副知事主宰で交渉団を構成し、武装グループ側と解放交渉を始めた。大宇建設側の現地代理人も交渉団に加わった。大宇建設の朴世欽(パク・セフム)社長も8日午後、仁川(インチョン)空港からナイジェリア現地に出発した。
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