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女性囚人への性暴行、「女性矯導官によっても頻発」

女性囚人への性暴行、「女性矯導官によっても頻発」

Posted May. 18, 2006 03:00,   

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刑務所内の女性囚人に対する性暴行が男性矯導官だけでなく、女性矯導官によっても頻繁に行われていることが明らかになった。

国家人権委員会は2月、ソウル拘置所で男性矯導官にセクハラを受けて自殺した事件をきっかけに、清州(チョンジュ)女性刑務所など女性の矯正施設5ヵ所の服役者969人を対象に行った調査の結果、このような事実が確認されたと17日に明らかにした。

人権委のアンケートに答えた732人のうち、143人(20%)が刑務所内で性的羞恥を感じさせる行為や性暴行を経験したことがあると回答した。回答者たちが指摘した性暴行は、わいせつな話(21人)、身体に対する冷やかし(14人)、身体的接触(13人)、いやがらせ(4人)、キスなどの行為(1人)、その他(25人)などだった。

「誰に性暴行されたか」と言う質問に答えた110人のうち、60人(55%)が女性矯導官を挙げた。そして、服役者21人(19%)、男性矯導官11人(10%)、その他18人(16%)などの順となった。

人権委は「調査対象者のうち、331人が『身体検査の際、性的羞恥を感じたことがある』と回答するなど、刑務所入所時の身体検査で性暴行が最も多く現われることが分かった」とし、「女性服役者の身体検査は女性矯導官が担当している」と発表した。

人権委は、「身体検査が決められた場所ではなく、事務室などで行われる場合が多く、矯導官らが服役者に服を全部脱ぐように指示した後、座ったり、立ち上がったりすることを繰り返させ、生理期間に生理用品まで詳しく検査するなど、人権侵害が深刻だった」と話している。



ditto@donga.com