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「測量撤回を」「地名上程の放棄を」韓日外務次官会談が平行線

「測量撤回を」「地名上程の放棄を」韓日外務次官会談が平行線

Posted April. 22, 2006 03:18,   

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韓国と日本は21日午後に外務次官会談を開き、韓国側の独島(トクト)隣近の排他的経済水域(EEZ)海域に対し、日本の水路測量計画に触発された両国間の摩擦を解消する案について議論した。

同日午後、ソウル鍾路区(チョンノグ)の外交通商部庁舍で開かれた会談で、柳明桓(ユ・ミョンファン)外交部第1次官は、日本側が先に水路測量計画を撤回しなければならないと強調した。しかし、谷内正太郎外務省事務次官は、韓国が6月に国際水路機構(IHO)の海底地名小委員会に東海(トンヘ)上の韓国式海底地名の上程をあきらめれば、測量をしないと対立した。

柳次官は「日本が無断で水路測量を行うということは、窮極的に独島を紛争水域化して領有権問題を引き起こそうとする意図ではないか」と問い詰めた後、「日本が測量計画を撤回すれば、韓国式海底地名を上程する時期は調整することができる」と述べたという。

これに対して、谷内次官は「水路測量を行おうとする海域は日本のEEZなので、国際法上何ら問題にならない」と反論したという。

同日の協議で双方は、外交交渉が進行される間は、日本政府が水路測量を推進しないという原則に合意しており、EEZ交渉が速やかに再開されなければならないということにも共通の認識を持ったという。

協議に先立ち、柳次官は記者たちと会って「独島の領有権問題に影響を与えようとする行為は決して容認できない」とし、「大韓民国が二つになっても、最後まで物理力を動員して阻止するしかない」と述べた。

谷内次官は同日、日本外務省及び海上保安庁の実務者など10人余りとともに、金浦(キムポ)空港に到着して韓国入りし、22日までソウルに滞在し外交交渉を続ける予定だ。



jkmas@donga.com sya@donga.com