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最高検、ローンスターを家宅捜索

Posted March. 31, 2006 03:01,   

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検察が、米国系の私募投資ファンド「ローンスター」社の脱税事件や外貨流出問題、外換(ウェファン)銀行の安値買入疑惑事件などの3件の事件を統合し、本格的な捜査に乗り出した。

最高検察庁・中央捜査部(朴英洙部長)は30日、ソウル江南区駅三洞(カンナムグ・ヨクサムドン)スタータワービル30階のローンスター・アドバイザーコリア社とその子会社であるハドソン・アドバイザーコリア社の事務室を家宅捜索した。

検察は、ローンスター・アドバイザーコリアの柳会源(ユ・フェウォン、56)代表やハドソン・アドバイザーコリアの鄭憲周(チョン・ホンジュ、47)代表など、ローンスターの関係者5人の自宅と、京畿道坡州市(キョンギド・パジュシ)のハドソン・アドバイザーコリアの文書保管倉庫も家宅捜索した。検察はスティーブン・リー(イ・ジョンファン、37)前ローンスター・コリア代表に対し脱税と横領の疑いで逮捕令状が取られており、早いうちに米司法当局に李氏を相手に、身柄引渡しを請求することにした。

米国市民権者である李氏は、取引先への支払いを水増しする方法で数十億ウォンを個人的に横領し、法人税を脱税した疑いが持たれている。

検察は、国内にあるローンスター関連の国内外の20人あまりに対して出国禁止の措置を取り、早いうちに召喚して調べることにした。検察はローンスターの外換銀行の安値買入疑惑事件と860万ドルの外貨流出事件、国税庁が告発した147億ウォンあまりの脱税など3つの事件を統合して捜査することにしており、ソウル中央地検で捜査してきた投機資本監視センターのローンスター告発事件も統合することにした。

検察は、元金融ブローカーの金在録(キム・ジェロク)容疑者(46)が、ローンスターの外換銀行の安値買入にかかわっているという疑惑についても捜査する計画を明らかにした。



needjung@donga.com verso@donga.com