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「中国人の子をはらんだ」軍靴で蹴られ流産

「中国人の子をはらんだ」軍靴で蹴られ流産

Posted March. 23, 2006 03:03,   

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北朝鮮における人権の実情を広く知らせ、関連対策に取り組むための北朝鮮人権国際大会が22日、ベルギーの首都ブリュッセルのクラウンプラザホテルで開幕した。

今大会は米国のフリーダムハウス、ベルギーの国境なき人権会などの共同主催で、23日まで開催される。同大会は昨年7月のワシントン、12月のソウル大会に次いで三回目となる。

ブリュッセル大会では、脱北者2人が北朝鮮における人権の実態に関して証言し、韓国のNGO代表が今後の北朝鮮の人権問題を展望した。

大会はハンガリー出身のイーストバン・ジェント・イバニー欧州議会議員の基調演説に続き、北朝鮮による日本・韓国人拉致、強制収用所の実態などをテーマにした討論が行なわれた。北朝鮮における人権の実情に関するドキュメンタリー『ソウル・トレイン』も上映された。また、斉賀富美子・北朝鮮人権特使による日本人拉致問題に関する発表が行なわれた。

今大会にはフランスのピエール・リグロ北朝鮮人権委員会委員長、デービッド・ホーク前国際赦免委員会(AI)米国支部長、「正しい社会のための市民会議」の柳世煕(ユ・セヒ)共同代表らが参加した。

次いで23日には、欧州議会議事堂で北朝鮮人権聴聞会が開かれる。聴聞会では脱北者の証言、専門家会議、ドキュメンタリー『ソウル・トレイン』上演などの序に進行する。欧州議会が脱北者聴聞会を開くのは今回が初めてだ。

欧州諸国は昨年末、国連総会での北朝鮮人権決議案採択に主導的役割をするなど、北朝鮮の人権問題に非常に積極的な態度を見せてきた。

一方、統一連帯・韓国大学総学生会連合を中心に結成された「韓半島平和遠征隊」は21日、ブリュッセルで記者会見を開き、米国の「人権覇権政策」を糾弾する集会と一連の行事を行なった。同隊は、米国は韓半島の現実を無視したまま、自国の利益だけを考えて人権問題を利用していると非難した。

100余名からなる韓国のデモ隊員らは21日午後、ブリュッセルの都心で米国の人権侵害の実態を非難するパフォーマンスを行なった。

昨年12月、ソウルで開かれた北朝鮮人権国際大会は、南北和解政策に覆われてきた北朝鮮の人権問題を社会の主要懸案として浮上させるきっかけとなった。大会後、国内の市民社会・宗教界・政界では、北朝鮮の人権問題を扱った多様な行事が開催された。ソウル大会に参加した国内外の50余団体は、「北朝鮮の人権のための国際ネットワーク」を構成したことがある。



gold@donga.com