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海外サッカー専門家ら、「韓国は組3位で予選脱落」

海外サッカー専門家ら、「韓国は組3位で予選脱落」

Posted March. 07, 2006 03:35,   

한국어


韓国サッカーは06W杯ドイツ大会でどこまで勝ち進むことができるだろうか。国内ファンのベスト4再燃の望みとは異なり、海外では韓国のベスト16進出の可能性も低く見ている。

▲独—フランス—南米の専門記者に依頼、32カ国分析〓日本のサッカー専門誌「ワールドサッカー」は、3月16日付の最新号で、ドイツの「キッカー」、フランスの「フランス・フットボール」、南米の「コンメボール」の、サッカー専門3誌の専門記者に依頼して、本戦出場32カ国の戦力を数値化して分析した。

この3誌はいずれも、韓国はG組でフランス、スイスに続く戦力3位と評価し、ベスト16進出に失敗すると予想した。分野別では攻撃力(8)、守備力(7)、指導力(8)、経験(7)、選手層(8)など合計38点で、フランス(56点)、スイス(43)より低かった。主な競争相手のスイスと比べ、攻撃、守備、指導力は低く、選手層はやや高く評価された。合計18点を得たトーゴより高いのがせめてもの救い。

オッズメーカーらの配当率予想でも変わらなかった。配当率は該当チームが組1位でベスト16に進出する場合、そのチームにかけたした人に返金される比率。従って、配当率が低いほど1位を占める可能性は高い。「ウィリアムヒル」社は韓国の配当率(10倍)をフランス(1.3倍)、スイス(5倍)よりはるかに高く設定した。

今回の分析は、ドイツW杯に向けた地域別予選や親善試合など最近のデータをベースにしている。この3誌は、韓国が「2月、米国遠征試合後、フォーバックをテストしており、4−3−3システムで1勝を上げたものの、ゴール決定力不足が依然として問題だ」と指摘した。コンメボール誌のホルゲ・バラサ編集長は、「02年大会でのベスト4進出は幸運だったことを知っている韓国は、その事実を改めて知らされることになるだろう」と厳しい言い方もした。

▲フランス−スイス、ベスト16…総合1位はブラジル〓3誌はいずれも02年W杯で予選脱落という無惨な失敗を経験した後、「復讐に燃える」フランスをG組1位と予想した。ジダンが復帰した後、チームが安定を取り戻し、アン、トレゼゲ、アンリの実力も疑う余地がないということ。

スイスはプレーオフで、コンパクトで洗練された戦術でトルコを制したことが高く評価された。アレクサンドル・フレイ(レンヌ)が股の手術を受けたものの、4月には復帰する見通しで、また、最終DFの人材難を乗り切って、ジョアン・ジュールー(アスナル)ら、若手エースが浮上しているため、しっかりしていると評価した。

いっぽう、32カ国の戦力比較ではブラジルが69点で1位候補に上がり、イタリア(61点)、イングランド(60点)、アルゼンチン(59)、オランダ(59)がそれに続いた。

▲死のC組、オランダとアルゼンチンが生き残る〓「死の組」と呼ばれているC組ではアルゼンチンとオランダがセルビアモンテネグロ(43点)とコートジボワール(36点)を抜いてベスト16に進出すると予想し、F組ではクロアチア(45点)が日本(43点)を間髪の差で引き離してブラジルとともにベスト16入りするだろうと予想した。韓国は32カ国のうち21位に上がった。しかし、サッカーボールは丸く、予想は予想に過ぎない。02年にだれが、韓国がべスト4に上がると予想しただろうか。



jaeyuna@donga.com