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フランス代表、スロバキア戦で破格の代表選抜

フランス代表、スロバキア戦で破格の代表選抜

Posted February. 25, 2006 03:05,   

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「私はブラックリストを持っていない」と言ってきたサッカーフランス代表のレイモン・ドメネシュ監督が、またも破格な選択をした。ドメネシュ監督は3月2日、パリで行われる予定のスロバキアとの評価戦に出場する代表メンバーを24日、発表した。

この中で目立つ部分は、DFのフィリップ・メセス(24、ASローマ)の抜擢だ。昨年11月、「悪童」ニコラス・アネルカ(27、フェネルバフチェ)を選んだのに続く第2弾。メセスはユース代表時代、「今年の有望株」に選ばれた次世代の期待の星だったが、フランスチームのオクセールでプレーしていた時、チームを無断で離脱した後、イタリアプロリーグセリエA所属のASローマに入団して波紋を起こした。このため、フランスでは長い間そっぽを向かれてきたが、ドメネシュ監督は守備を補強するため、2年ぶりに彼を代表チームに復帰させた。

ドメネシュ監督は「悪童」ニコラ・アネルカも残留させた。昨年11月、代表チームに復帰したアネルカは優れた攻撃力を持っているが、プライドが高いうえ熱しやすい性格のため、コーチングスタッフと対立し、02年には自ら代表チームに入ることを拒否した。

アネルカはドメネシュ監督とも仲が悪かったが、和解のジェスチャーを示している。ドメネシュ監督は最近、フランス攻撃陣の弱い攻撃力のため、アネルカをテストし続けている。

また、従来の攻撃陣からジブリル・シセ(リバプール)が抜けて、朴智星(パク・ジソン、マンチェスター・ユナイテッド)のチームメイトであるルイ・サハが合流したのも目を引く。

現在フランスチームの「ベスト11」は、約70%が輪郭を現している。ティエリ・アンリ(アスナル)とダヴィッド・トレゼゲ(ユヴェントス)のツートップと攻撃的MFのジネディーヌ・ジダン(レアル・マドリード)は確実視されている。反面、FWの控え要員やDF、GKなどは引き続き競合中だ。フランスは今回の試合が終われば、主力をほぼ確定するものと見られる。



bluesky@donga.com